「社内ブログ革命」はMovableTypeを販売しているシックスアパート株式会社が編集した本です。社内の情報共有はグループウェア、電子メールなどのツールが一般的ですが、社内の情報共有にブログを使用していこうというのが「社内ブログ革命」の考え方です。
グループウェアや電子メールだけでも使いこなせないのに、さらにブログも?と思っているかもしれません。しかし、ブログはグループウェア、電子メールにはない、よい点もあるのです。社内ブログの活用方法として、この本では大きく以下の種類に分けています。
- 日報 現場からの報告を通じて情報を吸い上げる
- 申し送り 現場の社員やスタッフ間で連絡事項を共有
- 底上げ 優秀な社員のノウハウを共有してスキルアップ
- たばこ部屋 雑談を通じてさまざまな情報をやり取り
- 自己アピール 社員が経歴や得意分野などの情報を発信
- 対話 お客さんとのコミュニケーションを活性化
- ミーティング管理 プロジェクト単位で情報を共有
業種や社風によって利用の方法は様々ですが、自社に適した方法でブログを利用するとよいでしょう。この本では事例として、「ユニクロ」、「日本オラクル」、「カシオ計算機」、「マクロミル」などの事例が紹介されています。
ユニクロでは全店舗にパソコンが設置され、店舗で書かれたブログが全社で共有できるようになっています。これによって、商品の陳列やPOPのノウハウ、または折込チラシなどの意見も店舗から集めるようにしています。店舗からは1回に50回以上の意見(コメント)が寄せられることもあるそうです。これにより折込チラシの精度が上がったと書かれています。
ユニクロの社内ブログは潔くトラックバック機能はなくしています。また、投稿のテンプレート機能や携帯からの投稿も受け付けています。これはアルバイト店員でも簡単にブログが書けるようにという配慮です。
ユニクロの担当者は「ツールそのものをどう使うかというよりも、コミュニケーションのための仕組みとしてどう運営していくかが重要だ」ということに気がついたという。
社内ブログだけではないが、ブログはコミュニケーションのツールである。ページを自動生成するというメリットだけではブログの真髄には近づけないだろう。
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