ドラッカーと語る21世紀の経営vol.2のテーマは「会社はだれのためにあるのか」です。
1980年代の日本の主たる目的は「従業員の利益にある」といい、雇用の安定が目的と言われてきました。そして、アメリカでは株主至上主義が言われ、日本も、もの言う株主が現れ、株主至上主義が語られるようになりました。ドラッカー氏は、これは時代のニーズがそうさせたと言っています。しかし、現在はアメリカでも株主至上主義も下火になっているといいます。今では、知識労働者を企業でどのように働かせるということが関心であると。アメリカでは、知識労働者を高額の報酬で雇うことで企業に引き止めてきました。しかし、これはうまくいかなかったと。報酬を上げていくと、結局、報酬が大きい企業に転職していきます。日本ではアメリカの真似をしないでくださいと言っていますが、今では真似をしている企業が多いように思います。これからのテーマは、この知識労働者をいかに企業で長く留まらせ、やる気をおこさせて、生産性を高めるのかといっています。
知識労働者の生産性を高めることは、知識労働者にスペシャリストとしての誇りを持たせることが必要です。これからの企業は、これらの人材を活用できた企業が発展していくのでしょう。
実はこれが語られたのは2000年です。すでに7年前ですが、現在の状態をよくあらわしていると思います。あらためて、ドラッカーのすごさを思い知りました。
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