Web2.0時代の寵児となったAmazonですが、物流は人海戦術であることは否めない。Amazonの物流センターは東京の市川塩浜駅近郊にあるらしい。東京ディズニーランドと目と鼻の先である。Amaoznの物流は日通の子会社が請け負っており、物流センター内にはAmazonカースト制度なるものが存在する。Amazon社員→日通社員→アルバイトといった図式である。この物流システムはかなりシステム化されているらしく、ピッキングの時間まで計測されている。ピッキングは1分間に3冊の本をとらなければならない。それが逐一表示されるのだから、もちろんさぼれない。これで多くても時給900円である。いわば、アルバイトは作業員であり、短期で辞めていく人も少なくないらしい。物流は労働集約産業であるため、このようなシステム化は当然しごくである。実際の現場の雰囲気が伝わってきて、ルポとしてはおもしろく読める。
Amazon物流センターのアルバイトはAmazonで実際に購入する人は皆無であるという。つまり、Amazonで購入する人と、物流センターで働く人はまったく別だということだ。これがまさに格差社会の縮図であろう。
筆者自身が、Amazonの物流センターに潜入(アルバイト)したルポ!物流がAmazonではないが、Amazonの影の部分であることが確かである。ただ、告発本というよりは、Amazonという会社からみればしごく当然という気はする。
潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
posted with amazlet on 06.04.19
横田 増生
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この内容で告発本っぽいタイトルはアマゾンがかわいそうかと…
面白い!
希望格差社会
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