- 2008-09-12 (金) 22:43
- 書評
久しぶりに読んで憤る内容でした。ただし、この本に書いてあることが正しいのかどうかはわかりません。私自身は納得する内容でしたが。しかし、客観的にみることも必要だと思います。
著者は大学教授の工学博士である。理論的な裏づけデータも多数掲載されています。
1.エコバックは環境にやさしいのか?
もともとスーパーなどのレジ袋は、「石油に含まれる役に立たない部分」を使って製造されている。もともとからレジ袋はエコからできているのである。
それを、新しいエコバックを買わせるとうのは、逆に環境に悪いのではないか?
そして、レジ袋はゴミ袋として利用していることもある。ゴミ袋がないから、新しくゴミ袋を買うというのはエコなのか?
2.ペットボトルのリサイクルはエコなのか?
一般にペットボトルはリサイクルできるという認識が世間ではできている。しかし、ペットボトルがリサイクルされるという認識ができてから、ペットボトルの消費量は増えているのである。
そして、ペットボトルは2004年に分別回収が24万トンあり、そのうち3万トンしかリサイクルされていない。実はリサイクルをすると、石油を1.75倍利用してしまうのだ。
しかも、自治体がペットボトルを回収してリサイクル業者に渡すまでに約400円/kgがかかっているという。それを、海外に50円/kgで売っているのである。
はぁ?
実は国民の税金を使って、売って設けている。
それがエコかよ?
ちなみにペットボトルはよく燃えるそうです。ゴミを焼却するときは重油を使っているのですが、ペットボトルを生ゴミといっしょに入れればよく燃える。重油を使うぐらいなら、ペットボトルを使えがいいんでないの?
3.マイ箸で森林は守れるのか?
もともと日本の割り箸は、森林の間伐材から出来ているのである。杉などが育つ場合には枝打ちが必要である。その枝打ちされたものを材料にして割り箸はできていた。
しかし、環境保護が進むとこの枝打ちされた材料は行き場がなくなり、ゴミとして燃やしてしまうそうである。
結局、割り箸も最後はゴミとして燃やしてしまうわけであるが、人が使うというメリットは残る。逆に日本の森林を守るなら、日本の森林の間伐材からできた割り箸を使った方がよいのである。
ただし、日本の間伐材を使うのはコストが高い。中国産の割り箸は、間伐材ではなく新しい木材を使って出来ているそうである。
4.チームマイナス6%は可能か?
日本は京都議定書(地球の温暖化を防ぐために結んだ国際条約)に参加しています。この議定書によって日本はCO2の6%削減を求められています。そして、政府は「チームマイナス6%」というキャンペーンをしているのです。
でもよく考えると、6%削減というのはいつから6%削減なのでしょうか?これは1990年からさかのぼって削減となっているのです。
実は1990年の時点で、日本は技術革新により環境の優秀国だったのだ。1990年のヨーロッパは日本よりひどかった。だから1990年から比べるとヨーロッパはすでに10%や20%もCO2が既に減っているのです。
日本の6%削減は、絞りきった雑巾からさらに水を搾り出す行為に等しい。
それを政府は言わないまま、京都議定書に参加して、チームマイナス6%というキャンペーンを税金使ってやっている。つまりは、マイナス6%を国民に押し付けてしまったのである。
これで誰が得をするのか。エコといえば環境省は予算を取りやすい。そして、「エコ家電に買い換えよう、エコバックを買おう」とキャンペーンをして企業は儲かる。
ただの消費促進キャンペーン?エコになってないじゃん!
これが事実ならば、なぜ政府は間違っていると言えないのだろうか?結局は1兆円という予算を取って、その甘い汁を吸いたいという人が多いのだろう。
結局、最後のツケは国民に来るのである。
posted with amazlet at 08.09.12
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わかりやすかったです
間違えだらけのリサイクル
内容がリサイクルされていますが・・・・・
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