本を読むときはフォトリーディングしています!

この本は2000年に出版された本なので、少々事例が古いです。とは言え、地域情報化については前の会社のいたときからいろいろとIT補助金がらみの仕事をしていたので賛同するところも多いです。

確かに、IT関係の補助金が降りるとハコものを作りたがる傾向にあるようです。まず情報化ありきという発想から施策がつくられるため、目に見える形があるものでないとIT補助金は降りにくいのです。80年代にあったキャプテンシステムなどはその典型で、作ったのはいいがあまり利用されず終わったという結果になってしまいました。

とりあえず、「ハコもの作ったのでみんな利用してください。」といっても、本当に地域の人が利用したいのかどうか。そのニーズにわからずに「ただ作りました」というIT政策が多すぎます。そして、それが地域の人に忘れ去られると政策の是非も問わずうやむやになる。これでは公共事業でIT事業者を潤わせただけになってしまいます。特にインフラ系の設備は、その技術が陳腐化してしまうことが多いです。CATVも第3セクターで実施すると、すぐにインターネットはADSLや光ファイバにとって変われらた。そして、今は地デジです。先の未来のことを見越して整備するということは皆無なんですよ。

今では地域SNSの話題も時々議論になりますが、「SNSを用意したらみんな勝手に使ってね」というのも脳がないような気がする。それで地域にどれだけの貢献ができるのかは未知数です。

やはり、IT施策の効果をしっかりと検証する時期にきたのではないでしょうか。特にこれからは、Web2.0、ユビキタスなど最近のIT施策について検証する必要があると思います。ただ、流行だけで実施するとただの税金無駄遣いですから。

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