泣いた・・・
この泣き方はなんだろうと思った。
号泣ではない泣き方。
気がつくと、「あれ?」
頬に一滴の涙が軌跡をつくっていた。
この泣き方はなんとも言い表したがいものである。
あえて言えば、自然に生まれたもの。
心の奥底から出てきて、表層意識では感じられないものだった。
現代は死というものに向き合うことが少なくなった。
死というものをいつも考えなくてもすむからである。
死は記号になったのではないかと思う。
しかし、この小説の登場人物たちは若いながらも死というものに向き合っている。
それを受け入れどう生きていくのか。
本当はそれを日常と考えなければならない。
吉本ばななの文体はすばらしすぎる!
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