コミュニケーションは言語コミュニケーション(バーバル)と非言語コミュニケーション(ノンバーバル)の2種類があります。聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。コミュニケーションの講座では非言語コミュニケーションが大切だよ!と教えられるわけですが、実はとても大切な非言語コミュニケーションの法則があったのです。
今回のテーマは「ヘソは口ほどにモノを言う」と題して、非言語コミュニケーションの驚きのテクニックを「FBI式人の心を操る技術」という本からご紹介したいと思います。
「FBI式人の心を操る技術」 ジャニーン・ドライヴァー (著), 高橋結花 (翻訳) メディアファクトリー新書
http://ht.ly/2a8Q9
この本の著者は、アメリカ司法省の重要な捜査機関であるアルコール・タバコ・火器および爆発物取締局に女性調査官として入局、FBIで「仕草から心を読む」方法を主席インストラクターとして講義している非言語コミュニケーションを教えるプロです。
ヘソの法則は1930年代にW・T・ジェームズという人が発見した法則で、彼の研究によるとヘソの向きが興味のレベルを示すカギを握っているといいます。その後、メラビアンの法則で有名なアルバート・メラビアン博士も、「ヘソの向きがその人物の意思を読み解く際の大切な要素だ」と記しました。
つまり、ヘソはそのときの心情を露呈してしまうということです。
例えば会議や相手と会話をしているとき、突然ヘソを会話相手と逸らせば、「この会話を終わらせたい、この場にいたくない」とサインを送ったことになるのです。
ヘソの法則は、すぐ嘘をつく子供にも有効です。10代の子供の鞄にタバコが入っていたのに気がついたとき。親ならきっとその子を問い詰めるでしょう。そのときに、タバコが入っている鞄をチラっと見て、背を向けて立ちはだかるようにしたら注意が必要。
子供は不安を感じると、守りたいものの盾になろうとするのです。つまり、この場合では、タバコを隠した鞄と正反対の方向にヘソを向けたら罪を認めたも同然です。
相手と一瞬で信頼関係を築くときもヘソの法則は有効です。
コミュニケーションの達人として有名なビル・クリントン元大統領は初対面の相手とも一瞬で信頼関係を築くといいます。
クリントン元大統領は、握手をするときにヘソをまっすぐ相手に向けて、丁寧に挨拶し、微笑みを浮かべます。そして、握手の手を離しても、次の相手に向こうとしながら、目線だけ1秒間、前の相手に残すといいます。そうすることで相手に「名残惜しい」と訴えかけるのです。

ビル・クリントン元大統領の握手
[写真]クリントン元大統領が橋本元首相と握手
クリントン元大統領はヘソを相手に向けているが、橋本元首相は・・・。
これと正反対に妻のヒラリー・クリントン国務長官は握手をするときに相手にヘソを向け
ないことが多いようです。目線すら合わせないことがあります。

ヒラリー・クリントンの握手
[写真]ヒラリー国務長官がオフィスで握手をしている
握手をしてもヘソは相手に向いていない
これが大統領になれた人と、なれなかった人の差なのかもしれません。
日本人はあまり握手をする習慣がないかもしれませんが、挨拶をするときや話を聞くときにも応用はききます。
あなたのヘソは今どこを向いていますか?
メディアファクトリー
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