昨日は映画を2本も観てしまいました。
インセプション(先行上映)と借ぐらしのアリエッティです。
まずはインセプションの感想から。
映画を観てはじめてわかったのは、インセプションというのは対象者の潜在意識にあるアイディアの植え付けることだ。ただし、日本語訳がよくないのか、わたしは対象者の潜在意識に持つ価値観などを書き換えにいく、ビリーフチェンジのことだと解釈した。
ビリーフチェンジなどは催眠状態で潜在意識にアクセスするが、この映画の場合は夢に入り相手の奥深くにある価値観や信念などを操作してしまうのである。
映画は、とてもよくできた映画である。ストーリーや話の設定などは完璧なまでによく作り込まれている。後世に残る名作になるのではないだろうか。
夢の中で夢を見ることで、深い深層意識に到達するという設定がおもしろい。夢がネストしていくことで対象者に深く植え付けることができるのだろう。対象者にアイディアが受け付けられたとき、上位の夢に戻ってくると価値観がころっと変わっているのを見ると、よく研究されているなと思ってしまう。
この映画のテーマとなっているのは夢である。主人公は、妻といっしょに夢の深層に入り、長く夢の中で暮らしすぎたため妻が夢と現実がわからなくなってしまう。そのため、現実の世界に帰るため妻にインセプションを行うが、その影響で現実に戻った妻は自殺をしてしまうのであった。
ここでは夢と現実という区分になっているが、わたしたちも日常と非日常をいったり来たりしている。いわゆるハレとケである。冠婚葬祭、旅行、祭り、セミナーなど、この状態が続けばいいなという気分が高揚したハレの状態である。一方、ケとは日常のことであり会社にいったり、家の用事をしたりといった日頃の状態である。
ハレの状態にずっといることも可能であるが、ハレが続けばハレでなくなる。夢はいつかは覚めるのである。ハレの状態を味わいたくて、いろいろなことにハマることもあるが実はケの状態の方が重要であることを最近感じるようになった。
(ゲームをやっている状態もハレに入りたくてやっているのだろう)
自己啓発のセミナーにいくとその時に高揚して「オレはやるぞ」とハレ状態になるが、ケに戻るといっぺんにやる気が失せてしまうことがある。いわゆる現実に戻ってしまうというやつだ。
ハレのときに設定した目標は、ケの状態で粛々と実行していくしかないのである。だから、ケのときにいかに過ごすかが大事である。夢の中にいすぎるとケがケガレになってしまうことすらあるということをこの映画は教えてくれた。
ハレがあるからケがある、ケがあるからハレがある。
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