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2010年2月に読んだ本のまとめ

2010年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1775ページ

■君たちに明日はない (新潮文庫)
リストラされる人々の心情がひとりひとり丁寧に描かれている。人生楽ありゃ、苦もあるさ♪捨てる神あれば、ひろう神あり。
読了日:02月20日 著者:垣根 涼介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5042668

■老人と海 (新潮文庫)
老人と魚の壮絶な闘い。ときに海に愛でられ、ときに海に裏切られる。だから、海は女性名詞なんだと・・・
読了日:02月12日 著者:ヘミングウェイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5001859

■僕のなかの壊れていない部分
生と死について考える本。三島、太宰が好きな人ははまれるかも。。。そうでない人はあまり入り込めないかもね
読了日:02月11日 著者:白石 一文
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4904891

■日本人の矜持―九人との対話 (新潮文庫)
現代で武士道を説くには、現代風のアレンジが必要ではないだろうか?
読了日:02月07日 著者:藤原 正彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5013089

■ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)
一人で過ごす時間が「価値」を生み出す
読了日:02月05日 著者:吉本 隆明
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4832836

■キッチン (角川文庫)
吉本ばななの文体はすごすぎる
読了日:02月05日 著者:吉本 ばなな
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4832833

■Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
東京の本屋を回ったときも、ツイッターフェアでは一番目立っていた本でした。
読了日:02月04日 著者:津田 大介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4812832

誰かに話を聞いてもらいたいときは・・・

わたしの友人のケイトさんがこんなことを始めました。

何かに悩んでいたり、誰かにちょっと話したいけど話せる人がいなかったり、そんな気持ちを抱えている方が話すことで少しでも気持ちが楽になるといいなと思い、ブログを立ち上げました。

それが、『心のスイッチ』です。

スカイプを使って、私ケイトとなんでもお話しいただけ、お話しできる時間帯が、ここに掲載されています。
1人40分くらいお話していただくことができます。
費用は無料です。

お話しいただける時間は、だいたい日曜の夜です。
その時間は何か話したくなる時間かな?と思っています。

またここには、お話していただいた方から承諾を得て、話していただいた内容を掲載しています。
これを読むことで、少しでも気持ちが変わるといいなと思っています。

心のスイッチ http://kokorosw.blog117.fc2.com/

当たり前ですが、ケイトさんは1対1でしか聞いてくれません。体はひとつですから。
ですから、聞いてもらえるのは早い者勝ちです。

おねぇさんに悩みを聞いてもらいたい、叱られてみたい、一人暮らしでさびしいから話相手がほしい

という方はぜひ、参加してみてください。

Skypeを始めたいという方はこちらから↓

Skypeのダウンロード

3分で人は動く!松本幸夫先生に推薦文をもらいました

3分で人は動く!の書店用ポップができあがりました。
書店でみかけましたら、よろしくお願いします。

3分で人は動く!ポップ1

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ビジネス書ベストセラー作家の松本幸夫先生から推薦文をもらいました。

3分で人は動く!ポップ2

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先生ありがとうございました!!!

3分で人は動く! (アスカビジネス)
三浦 一志
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4 ミルトンモデルをはじめ、多くのNLPのスキルを網羅!
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「読む・考える・書く」技術 午堂登紀雄

 午堂さんの最新刊です。実は午堂さんの本は今まで読んだことがなくて、この本が初めてになります。

 なぜ、今まで読んだことがないのか考えてみると、本のタイトルに惹かれることがなかったのと、午堂さんは不動産投資をされていますが、不動産投資には興味がなかったことですね。

 しかし、それは自分でかってにバイアスをかけていたことが、この本を読んでわかりました。

 やはりベストセラー作家は、ここまで考えて、こういうことを実行していたのかと、まさに午堂さんのビジネス感が伝わってくる本です。

 ビジネス本の出版を考えている人には、ぜひ読んでもらいたい1冊です。

 この本の構成は、以下のようになっています。

1.コンテンツを生み出す
 本を書くには1にも2にもネタが大切です。これは生活の中で常日頃からアンテナをはっていないと、なかなか発見できません。しかし、いったんアンテナが立つとすべてのことが本のネタとしてみえてくるようになります。
 そして、そこからネタを取捨選択していくことが大切なのです。

2.アウトプット力を高める
 常に書くことは意識することですね。時間がないというはいいわけです。スキマ時間をみつけて書く。10分でも15分でもいいから書く。ネタばかり集めても意味がないわけですから、それをアウトプットすることが大切。

3.書く環境を整える
 実はこれが以外に大切だったりします。自宅にいるとついつい怠け心が出て書かないいいわけをしてしまいがちです。
 わたしも午堂さんと同じように外に出て、喫茶店やファミレスで書くタイプです。

4.出版が世界を変える
 この賞では出版のすばらしさを紹介しています。
 わたしの出版した経験からいうと、確かに出版すると一目おかれます。知人などから「すごいね。」「本読んだよ」と言われるのはうれしいものです。
 しかし、それも発売されて1ヶ月目ぐらいまでです。本屋さんもスペースがありませんから、1ヶ月過ぎると新刊コーナーでの平積みはなくなり、棚の奥に立てられてしまいます。

 やはり、勝負は2冊目以降からではないでしょうか。そこから著者の力量が問われます。

午堂さんの本で参考になったのは以下の2つです。

・発想は5つ目からがおもしろい
 アイディアを出すときは、1つで満足せずに5つまで踏ん張って出すということです。通常、人は1ついいアイディアが出るとそれで満足してしまいますが、そこから一踏ん張りするとおもしろいアイディアが出るということです。
 アイディア出しも一種の人生修行!ねばりが大切ですね。

・朝が2度くる週末の過ごし方
 週末だとついついだらけてしまいがちです。午前中はだらだらと布団の中で過ごすことが多くなってしまいます。午堂さんの集中力回復法を紹介します。

 朝は少し早めに起きて、昼まで勉強します。
 昼頃、家族が起きてきたら家族サービス。
 ちょっと遅めのお昼にビールを飲み、午後は少し寝てしまう。
 そうすれば、午後から集中力を回復できます。

ビールを飲むかどうかは別として、午後に来る眠気は寝てしまう方が効率がいいですね。わたしもそう思います。

この本を読んだ後で午堂さんの他の本も読んでみたくなりました。
午堂さんの思考がわかった上で、他の本を読むとまた違った視点で本が楽しめそうです。

知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術―あなたのアウトプット力を飛躍させる50の方法
午堂 登紀雄
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5 超おすすめ!! 「日頃の気づき、仕事への熱意があってこそいいものが書ける」

オーシャンズに生物の本能をみた!

おとといは映画「オーシャンズ」を見に行きました。品川プリンスシネマのシアターZEROは、どこからでもスクリーンがよくみえるスタジアムになっていて迫力の画面がみれました。

現在、品川プリンスシネマは「オーシャンズ」に限りお子様500円です。

なんといっても「オーシャンズ」は、世界中から撮影した海の生物をいろいろな角度から鑑賞できるということです。

マッッコウクジラ、イルカの泳ぎ、イワシの魚群などそれだけでも迫力かつ官能的で観ていて美しい映像です。

神秘的な映像は、人間の手の届かないところで創られている奇跡です。

一方、オーシャンズは目を覆いたくなるような映像も多く出てくる。

生まれたばかりのウメガメの赤ちゃんは、海にたどり着くまでにウミドリに襲われてしまいます。

シャコとカニに戦いで、カニは敗北を喫して腕を亡くしてしまいます。

そして、人間に捕獲される海の生物たち・・・

こうした生物の生態系をみていると、人間もまったく同じだと感じさせられるのです。

敵と戦う、親子や家族と共にいる、群れをなす、コバンザメのようにひっつく。

どれも人間が日頃からやっていることと同じです。

競争して敵と戦うのは食べていくため、群れをなすのは強い敵から自分を守るため、コバンザマのようなゴマすりもそううです。

だから、現在起こっている問題は生物の本能から起こっているのではないかと感じられるのです。

イジメの問題、食料問題、エネルギー問題、環境問題など様々な問題を私たちは抱えていますが、それも人間の本能が起こしたことではないでしょうか。

しかし、一方人間には理性という他の生物にはない観念を持っているのですから、いつかは世界中が抱えている難問は解決しているのではないかと思います。

そして、死生観も生物から教えられることも多いです。

小さな魚が一瞬にして、大きな魚に食べられてしまう。本当に一瞬のできごとです。

また、アザラシの子供がシャチに食べられてしまう。そこには生々しいまでの食物連鎖がありました。

魚はアザラシは何のために生まれたのかなんて考えないでしょうが、人間がみると何のための生まれてきたのだろうと考えてしまいます。

しかし、生物たちは常に「死」と隣り合わせでいることで、躍動的に生きています。

そして、自分の死から相手の生へと移り変わる。

そんな、輪廻が自然界にはあるのだなと改めて思うのでした。

子供に観せるには、かなりショッキングな映像も多いですが、あえて子供だから観てほしい。

きっと、子供の方がよい解釈がしてくれるでしょう。

魚やアザラシが食べられてかわいそうだけでは終わらせたくないです。

二つの組み合わせ

今年から、以下のメルマガで月に1回ほど原稿を書いています。今回のその原稿からです。

【なりたい自分がわかる、輝く自分になれる!ヒント】 本気で変わりたいあなたに送ります。
ぜひ、メルマガの方も読んでみてください。

先月の14日に直木賞の発表がありました。

受賞作は『廃墟に乞う』の佐々木譲氏と、『ほかならぬ人へ
』の白石一文氏でした。

白石一文氏は、お父様の白石一郎氏も直木賞を受賞された作家ということで、初の親子ダ
ブル受賞として話題を呼びました。

直木賞は、新進及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞です。

直木賞を創設したのは、文藝春秋社創始者の菊池寛なのですが、菊池寛という人は作家でもあり社長でもあり、そして器量のとても大きな人だったといいます。

菊池寛は海音寺潮五郎が、直木賞を取ったときにパーティーで

この賞は、わが社の宣伝のためにやっているのだから、受賞しからといっていい小説を書こうと努力しないでいい」と云ったといいます。

人間としての器量の大きさが伺えますね。

今回受賞に話を戻すと、白石一文氏のコメントが気になりました。

「自分は小説を書いているのではなく、大説を書いているのだ。先にこういうことを書きたいというのがあり、そのための物語を書いていく。」

白石一文氏の大説というものはどんなものなのか、それが気になって小説を読んでみました。

今回読んでみた作品は受賞作ではありませんが、生と死をテーマにした『僕のなかの壊れていない部分』という作品です。

出版社に勤務する29歳の「僕」は、3人の女性と関係を持ちながら誰とも深い繋がりを持とうとはせず。一方で、若者二人を自宅に自由に出入りさせています。

主人公の「僕」はこの生まれてきたことの絶望感を抱いており、常に「私は本当に死にたいのだろうか」という問いかけをしています。しかし、その理由をさがしてもすぐには出てきません。

この小説の中に福岡で戦争孤児の救済に尽力した常岡一郎氏の言葉の引用が出てくるのです。

それがすごく的を得ているなと思いましたので引用させてもらいます。

ある人から「人は何のために生れさせられたのか?」という問いに対して。

多分育つためでしょう。それはすべての人を見ていますと、育っています。

身も心も、年毎に育ちます。

もし育たないものがあったら亡びます。死にます。

死なないものは育っていくでしょう。

だから、人は育つために生れさせられたと第1に考えています。

その育つためにはどうすればいいかを第2に考えてみます。

育つためには相反する二つを組み合わせて調和を取るということですね。

空気を吸うたら、必ず吐き出す。

真夜中もやめず、決して面倒くさがらず、必ず二つを調和させる。

中略

人を生かす。相手を生かす。よろこばす。伸ばす。守る。

ここに全身全霊をつくす修行、訓練が毎日の業だと私は考えています。

ここに私が胸を病んで、また救われた道があったと思っています。

言葉が長いため中略としてましたが、いい言葉なのでぜひ全文読んでもらいたい言葉です。

生を考えるときに死を考えずにはいられない。死があって生がある。

人間が生きていくためには、生かすことと生かされていることの組み合わせです。

自分が絶望にいるときも、そして絶好調で有頂天になってしまうときも、生かされていることを思い出してみてはどうでしょうか。

そんなとき、ちょっと救われた気分になるものです。

参考文献

人間の器量 (新潮新書)
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4 参考にはなります
5 人間の器量とは
4 人間の器量とは
4 結局「人間の器量」とは何なのか、感じることはできるが説明し切るのは難しいことを改めて知る。
4 単なる偉人伝でないところがいい

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)
白石 一文
光文社
売り上げランキング: 17599
おすすめ度の平均: 3.0

3 こんな人を知っているので
1 主人公がまったく好きになれない
1 くだらない
5 なんて我侭な主人公。
4 生き方を模索する対談集?

ひきこもれ 吉本隆明

セミナーにいくとポジティブになれということを潜在意識に刷り込まれます。

天の邪鬼のわたくしは、年がら年中ポジティブというのもどうなのかなと思ってしまいます。

セミナーや本でポジティブになっても効果が続くのは1日から3日ぐらいまでです。

人間だから、やる気を失うこともあるし、気が乗らなくて怠けることもあるのです。

本当はひきこもって、毎日地道ともいえるほど自分と向き合い事を進めることが大切だと思うのです。

別に、それは大きな声を出すことでもなく、異様にテンションが高くならなくたってできるはず。

この本で吉本隆明先生もいっていますが、世の中はコミュニケーション能力が足らないといって、コミュニケーション能力を高めましょうという風潮になってきている気がします。

この本を書くきっかけを吉本先生はこう語っています。

スーパーの店長さんがインターネットで「ひきこもり」を五千人ぐらいチェックして、その人たちをメンバーに会合を持ち、話し合いの場を作って「ひきこもり」傾向の人を矯正する試みをやっているという紹介があった。

このスーパーの店長さんのような「引き出し症候群」ともいうべき素人の人たちのやっていることは、実はとてもおっかないことです。

本人たちは善意でやっているつもりで、世の中も、かれらを肯定的に見たりしている。そこには「引っ込み思案は駄目で、とにかく社交的なほうがいいんだ」という価値観が潜在的にあります。

吉本先生は「ひとりで過ごす時間が価値を生み出す」といっています。

物理学には、位置エネルギーというものがあります。

高いところに行けばいくほど、エネルギーが大きくなるのです。

ひとりの時間を過ごすというのは、高いところに一歩ずつ登るのと似ています。

つらいけど、自分が登らなければ高いエネルギーは得られないのです。

高い位置に到達したときは、きっとすばらしい眺めが待っているはず。

ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)
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3 今のご意見をお聞かせください、ばななさんのパパへ
4 コミュニケーション能力一元主義への反発
5 「ひきこもり」はヒトの良い特性のひとつ。彼らへの誤解が解ける本。
3 「孤独」な自分を肯定できない方に読んで欲しい
5 親の代理死と言い切る勇気

キッチン 吉本ばなな

泣いた・・・

この泣き方はなんだろうと思った。
号泣ではない泣き方。

気がつくと、「あれ?」
頬に一滴の涙が軌跡をつくっていた。

この泣き方はなんとも言い表したがいものである。
あえて言えば、自然に生まれたもの。
心の奥底から出てきて、表層意識では感じられないものだった。

現代は死というものに向き合うことが少なくなった。
死というものをいつも考えなくてもすむからである。

死は記号になったのではないかと思う。

しかし、この小説の登場人物たちは若いながらも死というものに向き合っている。
それを受け入れどう生きていくのか。

本当はそれを日常と考えなければならない。

吉本ばななの文体はすばらしすぎる!

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  • 2010-02-04 (木)
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