トイレで論語を読むのはアリ?

最近、トイレに入ると論語を読むようにしている。

トイレで本を読むのはすきだけど、昔は母親によく怒られたな^^
(おかげでアレに悩まされる・・・)

といっても論語の原書ではなく、「おもしろいほどよくわかる論語」という解説本だ。

本当は原典に当たりたいけど、まずは初心者本で^^

でも、江戸時代は寺子屋で論語を素読していたというから驚きだ。

素読することで知らない間に論語の骨子が身に付いたのだろう。

身体で感じるって大切なことだ。

明治維新で外国人が日本に来るようになって、最初に驚いたのは日本人の識字率の高さだった。

文字が浸透していから日本は一気に文明開化にいけたのだと思う。

専門学校で講師をしていたときは、教科書を音読させていた。

IT用語って何て読むかわからないものが多いから、読ませると学生が読み方がわからないところがわかっていいのだ。

例えばこれ、何て読むかわかりますか?

ITIL  PMBOK  RAID

意外に読み方わからないものってあるもんです。

そして、何度も読むって大切だ。

2度目、3度目は新しい気づきがあったり、深く浸透していく感じがあったりする。

広田弘毅も寝る前に論語を読んでいたというし、
(「落日燃ゆ」で知った)

自分ももう少し読んでみよう。

正解:アイティル ピンボック レイド

予期せぬことにどう対処するか

先週は久しぶりにオーケストラのコンサートにいきました。
スロヴァキア放送交響楽団が茅ヶ崎に来るというので、チケットを取ってもらい万全の体制でいったのです。体調が万全でないと楽しめませんから。チェコの大作曲家アントン・ドヴォルザークの地元であるスロヴァキアの交響楽団が来て交響曲第9番「新世界より」を演奏してくれるのだからたまりません。このオーケストラは80年の活動歴史があるという伝統的なオーケストラなのです。

CDで聴く音楽もステキではありますが、実際に生で演奏を見るというはもっとステキです。

そう、演奏を聴くだけでなく見て楽しめるのです。ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなど様々な楽器を演奏している姿が直にこの目で楽しむことができます。

弓の引き方も繊細に細かく引くかと思えば、大胆に大きく力強く引いている。そんな演奏者の動きが見れるのもコンサートに行く楽しみ!

そして、気づいたことがありました。音が個々の楽器から出ているように聞こえない。全体の音がハーモニーになって、前から一体となり響いてくるという感覚。

まさにオーケストラが調和し、一体となり音を奏でています。誰としてエゴを出さず、それぞれが自分のパートをまっとうしながら、ひとつの音を作り出す。プロの方には失礼ですが、相当な練習を積んで望んでいることが想像できました。

二つ目の交響曲に入ったときに、ヴァイオリンパートの女性が途中で引くのを止めてしまいました。原因はよくわかりませんが、どうも弦の調子がよくなくて、本来の音が出ないようです。その後も弾いたり、止めたりを繰り返していました。

普通は本番でこんなトラブルがあれば汗ってしまうでしょう。

しかし、この女性はそんな様子もなく、自分が弾けるところを弾いていました。その後、演奏が一旦止まったところで代えのヴァイオリンを出して弾こうとしたときに、その前にいたコンサートマスターの男性が、女性のヴァイオリンと自分のヴァイオリンを交換してくれたのです。

その後もコンサートマスターは代えのヴァイオリンでなんなく弾いていました。普通は代替のヴァイオリンでも調整に時間がかかるとは思うのですが、そんなことは関係ないように普通に演奏をこなしていました。

恥ずかしながら自分は予期しないことが起こるとテンパってしまうことが多いのものです。もちろん、トラブルを想定して常に準備を怠らないことは必要です。それでも、予期しないできごとは起こります。

そのときに、テンパっているのは自分だけでお客様から見れば、何が起こっているかわからない。ヴァイオリンが弾けなくなったのも、客席側からみれば本当はわざとそうしているようにも見えます。実際、この交響楽団も演奏としてはまったく支障がありませんでした。

予期しないことが起こったときにどう対処するか。例えば、この交響楽団が変な言い訳を後で言い出したら、曲も興ざめしてしまうでしょう。何事もなかったかのように冷静に演奏していたから高い評価をもらえるのです。(過ちを訂正したり謝罪しなくていいという意味ではありません)

これはお客様にとって何がベストであるかということを考えているからではないでしょうか。ここではよい演奏を聴いてもらえることがお客様に対するベストです。

トラブルの対処法はいろいろありますが、冷静になりそのまま続けるということもお客様にとってベストになることを感じました。

本気の言葉を本気で伝える

カンブリア宮殿を見ていたらサッカー日本代表前監督である
岡田武史の特集番組が放映されていました。

ここでは敬愛をこめて、愛称の「岡ちゃん」で呼びたいと思います。

岡ちゃんは、今年のワールドカップで日本代表をベスト16まで躍進させた
ことで有名ですが、それにはある”秘密の鍵”がありました。

岡ちゃんは、ワールドカップの目標をベスト4進出と決めました。
なぜ?ベスト4だったのでしょうか。

日本の実力と世界の強豪チームと比べれば、ほとんどの人が無理だと思うような目標です。

岡ちゃんは、この目標を決めた理由として、以下のように言ってます。

監督がベスト16でいいやと思っていたら、選手は1勝すればいいかぐらいにしか思わない。
 Jリーグで通用するプレーで満足していては、到底世界のチームに勝てるわけがないんだ

つまり、自分たちが高い目標にチャレンジしなければ、
よい結果を出せるはずもなく、自分が成長するわけもないのです。

そして、その目標を選手やスタッフに伝えて浸透させていきます。
このとき、岡ちゃんは選手に何度も何度も丁寧に説明しました。
ときには代表の合宿がないときでも、選手に手紙やDVDなどで伝えました。

岡ちゃんは、カンブリア宮殿の番組でこう言います。

心から言った言葉は、言葉の意味以上のものを伝える

だから選手に本気で「ベスト4以上を目指そう」と伝えました。

しかし、岡ちゃんは本当に自分が本気でベスト4にいけると思っているのか
と自分自身に何度も何度も問いかけたそうです。

まずは自分が本気で思わないと選手には本気が伝わらない。

だから、自分がまず本気なのか確かめてみたのでしょう。

現代社会では本気で伝えるということが少なくなり、
「誰から言われたから」「どーせ・・・」のような思考に取り憑かれてしまいます。

これは日常やビジネスなどの現場でも同じです。
上司は部下に本気で伝えているのでしょうか?
親は子供に本気で伝えているのでしょうか?

中間管理職だから上に言われたことを、下に伝えるだけ。
仕事だから仕方なく部下に伝える。
うち子は言っても、どうせ聴かないし。
何度言っても聴かないから、諦めました。

これでは部下や子供が目標に向かって動き出すことはないでしょう。

ビジネスでも日常生活でも、自分が本当にそう思っているのか?
それを本気で伝えようと思っているのか。

「ここで勝負をかけなければ」、「いざというとき」、そのような場面が来たときに本気で伝えられるか。

それには日頃から接し方、信頼関係が大事なのだなと感じます。