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キラーウェブ 前野智純

この本は、ウェブサイトで成功していると言われるサイトを研究した本である。この企業の中には大手企業の事例も掲載されている。 大手企業の事例があると、90%の中小企業は「大手だから参考にならない」と敬遠してしまう。 例えば、クロスメディア戦略でライフカードCMの「続きはWebで」や富士通のFMVのCMで「地底人は誰?」というCMをやったが、これはすべてテレビコマーシャルがなければできないわけではない。 クロスメディア戦略というものは、テレビCMをネットと結びつけるだけがクロスメディア戦略ではにないのだ。 この続きはWebでいう戦略はチラシからやってもいいし、パンフレットからやってもいいのだ。 「賢人はどんなことからも学ぶことができる!」 大手の事例はウチとは関係ないと思っても、実は学べることは多いのである。 経営の神様松下幸之助は講演で「ダム式経営」の話をしたときに、聴講者の人は「このオジサンは何をいってるんだ」といって失笑していたという。 しかし、そのとき30代だった稲盛和夫さんは松下幸之助氏の話を聞いて深い気づきを得たという。 そこから京セラグループが発展する歴史が始まったのであった。 とはいえこの本で出てくる事例は大手企業ばかりではない。 裸一貫から事業を起こした事例も多い。 1.ケンコーコム 今でこそ大手になったが、最初の試行錯誤はすさまじかったという。 2000万円を広告費にかけて70万円から売れなかったこともあるという。 しかし、次第にトライアンドエラーを繰り返すことで売れる法則がわかったという。 2.Oisix(オイシックス) 宅配事業で急成長しているOisix。 Oisixのサービスの定義は「期待を上回る驚きをお客様に与えること」である。 いくらネットのホームページがよくても、サービスがダメダメなら話にならないという。 3.ゴルフダイジェストオンライン ゴルフ用品やゴルフ場の予約で急成長しているゴルフダイジェストオンラインの事例である。 なんと、ゴルフダイジェストオンラインのサイト平均滞留時間は21分だそうである。 普通の平均サイト滞留時間が7分というから驚異的な数字である。 私もいろいろなサイトの分析を見てきたが、やはりサイト滞留時間が多いサイトは売上が高い。 なんとゴルフダイジェストオンラインは、サイトのアクセスログを20人で鬼のように分析しているという。 4.インテリア雑貨のアンジェ インテリア雑貨のアンジェはサイトとして楽天市場、Yahoo!ショッピングで数々のサイトを受賞しているサイトである。 アンジェで見習いたいことは、接客業を貫いていることである。 顧客のクレームメールには5分で返信するなどを徹底している。 独立系ECは、なんといっても信用が大切である。 リアルでの顧客との結びつきが、信用を支えているよい例である。 この本の事例をみて儲かるウェブサイトの基本がわかってきた。 それを独自の視点でまとめてみた。 1.大量の商品を置いてロングテールを目指す ケンコーコムは商品点数が増えるたびに売上が上がった。 イーブックオフは最初から2000坪の倉庫を置いて勝負に出ている。 地道に商品点数を増やしていくことが大切だ。 まずはニッチ市場でNo.1を目指す。 2.徹底した顧客行動の分析 … 続きを読む

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