本を読むときはフォトリーディングしています!

Archive for the 'ビジネス' Category

  最近よくテレビでおみかけする茂木健一郎さんの本です。(私はプロフェッショナルぐらいしか見ていませんが)どちらかというと自分の勉強法の体験を活かして書かれている本です。脳の仕組みはおまけ程度に書いてあります。
受験勉強に活用しようというよりは、学問に興味をもって社会人になっても勉強していこうよというスタイルの本です。だから、ドラゴン桜のように受験のテクニックがのっている本ではありません。むしろ社会人こそ読んでおけという本です。

この本で茂木さんは、3つの勉強方法を提唱しています。

1.「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する。
2.「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。
3.「集中力」を徹底的に身につける。

1.「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する。

脳は喜びを得ると、またそれを再現したくなるわけです。脳の強化学習サイクルが回りだすと自発的に学習に取り組むようになります。「ドーパミン」による「強化学習」のサイクルは以下のようになっています。

ある行動をとる → うまくいく → ほめられる、達成感を得るなど → ドーパミンどばどば →ある行動と快感が結びつく → 再び同じ行動をとりたくなる → 最初に戻る。

2.「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。

脳に負荷をかけることはとても重要です。そこで、勉強するときも時間のタイムプレッシャーをかけます。これは自分自身で時間の制限をかけて、その制限を楽しむことが重要だそうです。これは他人に設定されたプレッシャーでなく、自発的にかけることで効果が生まれます。

3.「集中力」を徹底的に身につける。

茂木さんはここぞというときに「鶴の恩返し勉強法」をやってきたといっています。

集中力は何から生まれるのかというと、

1.速さ 2.分量 3.没入感

の3つだといっています。

つまり、鶴の恩返しの鶴のように部屋に篭り、速さ、分量、没入感をひたすら追及して勉強していくのです。

特に3つめの没入感ですが、東京藝術大学大学院教授の佐藤雅彦先生は、「ステュディオス」と表現しているようです。「ステュディオス」とは、生き生きと熱中している幸せな状態のことをさしています。

そして、「細切れ勉強法」も紹介しています。現在に生きる人は忙しくなり、細切れにしか時間が取れない。それなら細切れでもいいからやってみようという方法です。

それには、
1.思いたったらすぐやってみる。
2.1分や2分という時間でも集中してやってみる

することがよいといっています。

わたしも、トイレで雑誌読んだり、お風呂で本を読んだりしています。ちなみにお風呂で本を読むと、本の間にはさんである「しおり」を風呂に落としてしまい、なんども「しおり」をお風呂に入れてしまいました。^^

最後に、日本人は和を大切にする文化ですが、これが時に「平均値に引きずり降ろす」という圧力になったりします。これを「ピアプレッシャー」といいます。茂木さん自身も若いときには「ピアプレッシャー」に悩んだといいます。日本でも「人とは違ってドーパミンが出て尖っている人」を許容するコミニティが形成されることがもっとあってもいいのではないかと思います。

脳を活かす勉強法
脳を活かす勉強法
posted with amazlet on 08.02.07
茂木 健一郎
PHP研究所 (2007/12/04)
売り上げランキング: 135
おすすめ度の平均: 3.5

1 ドーパミン
5 いいと思うけどなぁ
1 マスコミ御用達学者のやっつけ仕事

 最近、勝間本と呼ばれるようになってきたらしいです。すごいペースで本を出している勝間さんの本です。Amazonでベストセラーの上位を維持し続けています。実はAmazonのベストセラーは変動が大きく、10時間ベストセラーを維持しつづけないと本当のベストセラーではないと言われています。

実は勝間さんの本、結構読んでいるのですが書評では初めての登場ですね^^

この本はサブタイトルがグーグル化する方法となっていますが、簡単にテーマを言ってしまえば「知的生産性を上げる」ことだと思います。そして、現在はIT技術が発達しているので、知的生産性を上げるのにITはかかせないぞということです。
最近、思うのは知ってると知らないのでは、後で生産性が何倍も違ってくるということです。例えばGoogleデスクトップでファイルを検索するのと、ファイルがどこだったか忘れてフォルダをちょこちょこ開いているのでは生産性が全く違います。

そして、この本で勉強になったのはフレームワーク力を身につけるです。勝間さんはマッキンゼー時代には、会話が散漫でわかりずらいと言われていたそうです。しかし、マッキンゼーのフレームワークマニュアルと眺めることでフレームワークを学んでいったそうです。わたしもフレームワークをどんどん吸収していきたいと思います。

そして、フレームワークにはまらないものにはディープスマート力を身につけることで勘を養えるといいます。ディープスマート力とは、フレームワークを越えて、ある分野における長年の経験に基づき、時間をかけて私たちの中に暗黙知を貯めて、新しく洞察ができるようになることをいいます。

この前、NHKのプロフェッショナルにイチローが出ていました。あのイチローでも人からいいよと言われたことは一度は試してみるといいます。それで、自分には合わないなと思えば取り入れない。振り子打法は独特で、バッティングのフレームワークに入りきらないもののように思いますが、イチローはバッティングのフレームワークを試していったうえで、たどり着いたフォームなのでしょう。

そして、この本でぜひ見ておきたいのが巻末付録の勝間さんオススメの図書リストです。ちなみに私も星が5つついている本はAmazonに速攻で注文してしまいました。あー、またAmazonに貢献してしまう~。

実は、この本の書評を書こうと思ったのは、今週の週間ダイヤモンドが「自分をグーグル化する方法」の特集だったからです。週間ダイヤモンドの記事は、この本に書かれていたこととほぼ同じ内容でしたが、勝間流ネットを利用したベストセラーの作り方はとても参考になりました。ベストセラーをつくるのにこんなネットの利用方法があったんかい!という確信犯的な内容でした^^

週間ダイヤモンドには神田先生と勝間さんが対談したときの音声(10分)が聞けるURLがついています。これだけでも買いですかね?

 

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

 

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

posted with amazlet on 08.02.06

勝間 和代
ダイヤモンド社 (2007/12/14)
売り上げランキング: 3

 

おすすめ度の平均: 4.0

3 仕事に役立つ道具箱
5 自分の頭がグルグル化する方法
5 ああ

 

週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]

 

週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]

posted with amazlet on 08.02.06

ダイヤモンド社 (2008/02/04)

 

おすすめ度の平均: 4.0

4 今度は20倍?
4 自己診断に惹かれました

 来週に神田先生の「聞く力」養成セミナーに出席します。そのときの課題が「人生の旋律」を読んでこーい!という課題なので、読んでおかないという義務感もちょっとあり読んでみました。

オーストラリアに大名と呼ばれる日本人がいた。その名前は近藤藤太。戦中は日本軍で朝鮮での諜報活動、戦後GHQの職員などを経て国際商社を自分で立ち上げる。そして、英語のセールスなどを経て、リタイア。オーストラリアに移住して88歳でお亡くなりになった。まさに武勇伝、武勇伝、デンデンデデンデン!

人生の旋律は、「成功者の告白」の続編ということになっています。「成功者の告白」は起業家の幸せとはということがテーマでした。そして、この本は人生の旋律は人間にとの幸せについてがテーマです。

時代が違うから、昔とはもう違う・・・。本当にそうなのでしょうか?老賢人から学ぶものはないのでしょうか?ウォール街のカリスマトレイダー大竹慎一さんは、日本の経済は70年周期で回っている説を唱えています。

・大戦景気から株価暴落による恐慌 → プラザ合意からバブル崩壊
・関東大震災 → 阪神大震災
・吉川英冶「宮本武蔵」 → マンガ「バガボンド」

戦後70年をもうすぐ迎え、戦争体験や戦後の高度成長期の体験はこれからの将来を考えるうえで貴重な情報だと思います。

近藤さんの経歴をみてわかると思いますが、ジェットコースター人生ということがわかります。山あり谷ありの人生。ひとつの会社に勤めあげて安定をするとは、間逆の人生です。つまり、これからの時代は、そのような時代が来る(すでに来ている)ということでしょうか。

この本を読む上では、戦争や戦後の体験から何を得たいのか?という質問をしたうえで読むことをおすすめします。

また、この本では近藤さんの女性武勇伝も書かれているのです。それについて神田先生はユングアーキタイプ(元型)にもふれています。

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人間はひとつではなく、多数の人格でできている。
ボクらは、一生を通じて、自分の人格は基本的にはあまり変わらないと思っている。自分は「こうゆう人である」と思い込んでいるのだが、それは幻想でしかない。あなたの中には、何人もの別人格が棲んでいるのだ。
たとえば、あなたの中には優しい「世話役」がいたり、闘争好きな「戦士」がいたり、理性的な「賢人」がいたり、自由奔放の「愚者」がいたりする。この基本的な核になる人格を、心理学者のユングアーキタイプ(元型)と呼んでいる。

人生の流れの中で、ある時期にはあるアーキタイプが強くなり、別の時期にはまた別のアーキタイプが強くなる。
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あなたはいま今、どんなアーキタイプ?

人生の旋律  死の直前、老賢人は何を教えたのか?

人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?

posted with amazlet on 08.02.05

神田 昌典
講談社 (2005/07/20)
売り上げランキング: 27573

おすすめ度の平均: 3.0

2 安心しました
1 神田氏の筆力のなさが目立つ失敗作
1 小説としては面白いのかもしれませんが、どこが老賢人なんでしょうか?

3つの原理の考察、その1からの続きです。

・「労働者の時代」になぜ儒教圏がNo.1になるのか?

商人カーストの世界で求められるのは「徹底した個人主義者」である。商人カーストの時代は、あれやこれやと策略をめぐらせて腕を振るう商人の生き方が適していた。積極的に売り買いをして、個人的な利益、資産、財産をできるかぎり蓄積するというのが商人の時代の気風である。

それに対して労働者カーストの世界で求められるのは、他者とのつながり、団結、協力、チームワーク、他者への配慮を重視する。環境に順応し、集団意識が強く、安全確実で安定的な生活を望む傾向がある。そのためには企業、社会への風土や理念が共有されなければならない。日本はその条件に最も適している。労働者の時代に日本は頂点に立ったということになるだろう。

商人の時代は、ビジネスは単純であり、経営や組織も原始的だった。いわゆるこの時代にはGMやフォード等の組織も複雑ではなかった。しかし、労働者の時代には、ビジネスと市場は次第に複雑化し、大企業は多国籍企業になるまでビジネスを発展させた。そうなると、企業家個人では経営を維持できない。そこで、経営を経営の専門家(労働者カースト)に任せるしかない。これをこの本では「ビューロ・テクノストラクチャー」と呼んでいる。
労働者の時代に活躍するのは、技術系出身の専門家(テクノクラート)と事務管理系出身の専門家(ビューロクラート)なので、ローレンス・トーブはそう名づけた。

よくも悪くも「商人の時代」の頂点はアメリカであり、個人主義である。そして、現在は「労働者の時代」の頂点に立っているのが日本である。そして、その後は朝鮮、中国、ASEANなどが追ってきている。

・共産主義は崩壊したのか?

ローレンス・トーブは、ロシアなどの共産主義は単純で原始的であったと言っている。ロシア、中国、ヴェトナム、キューバ等の国では、革命以前はまだ「戦士の時代」であり、「商人の時代」にも至っていなかった。これらの共産圏は豊かな経済を生み出すことはなかったが、重工業や軍需産業が増大し、資本主義国と張り合うまでになった。なぜ共産主義が一時期成功に見えたのか。このときは労働者の時代が単純であり、ただ仕事をこなすだけという官僚にも管理できる原始的なものだったからだという。

時代が流れ、ビジネスは複雑化し、製品はハイテク化した。そして、より複雑化した組織が必要になったのである。つまり、共産圏の官僚はシステムを維持できなったわけである。そうなるとシステムを運営できる者に任せる必要が出てきた。それが、「ビューロ・テクノストラクチャー」だ。チームワーク意識が高い者で、労働者カーストを先導するものである。
資本主義と共産主義のシステムは、労働者カーストの傾向を強め、互いに似通ってきたのである。例えば、中国は鄧小平の主導のもとに「改革開放」を進めた。そして、現在の中国がある。そして、ロシアはゴルバチョフのもと「ペレストロイカ」を進めた。そして、現在のロシアの発展がある。

経済が発展するにつれて、複雑化し洗練されていくにつれて、二つの正反対のシステムは、日本、やがては儒教圏ブロックが主導する労働者カースト最盛期の資本主義に統合されるであろう。

・資本主義に民主主義と自由はつきものなのか?

日本は「労働者の時代」の頂点に立っている。しかし、もう2つのモデル「年齢モデル」と「性モデル」からみると遅れている。「年齢モデル」からみると、ヨーロッパやアメリカは19歳以上であるが、日本は、中国、韓国は12歳から15歳である。「年齢モデル」や「性モデル」で遅れている国はブロックでは「カーストモデル」では先行するというのが一般法則らしい。

そして、民主主義と自由は必要なのか?という疑問については結論から言えば、正しくもあり間違いでもあるということである。商人の時代の前は戦士の時代である。戦士の時代には階級制度や出自を重んじる。この社会を転換させたのが自由民主義的な商人の時代である。そして、商人の時代が発展すると共に自由民主主義も発展してきた。
そして、アメリカやヨーロッパなどの商人の時代が隆盛を迎えると、それに対して中国やASEANなどは独裁的資本主義を採用するようになった。独裁的資本主義は、個人の上に社会を置く独裁システムとなっている。これはアメリカなどの社会的混迷、暴力的性犯罪、麻薬、失業、政治腐敗、社会不況を招くアンチテーゼとして採用された。少なくとも国が巣立ちできるまではという独裁的資本主義システムである。つまり、自由民主主義が必要かどうかは、その国がどのカースト時代にあるのかということである。民主主義や自由が必要となるのは「商人の時代」である。まだ発展したばかりの国では、足かせになるだけである。

・最後のカースト「精神・宗教の時代2」とは?

労働者の時代から次に来るのが「精神・宗教の時代2」である。それも、開拓段階は終わり、革命・発展段階に入っているという。この精神・宗教で重要視されるのは宗教と精神そのものである。
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成熟した宗教は、内なる神という概念にもとづいている。自らを知り、内なる声に耳を傾けて、個々人に与えられた「終生の使命」を果すために、いかに行動し、いかに生きるべきかを見出すこと。これが私たちの目指す目標となるだろう。この成熟した宗教は、両性格な性格もある。母なる大地とか、天にまします神といった親に代表される権威像を求めず、個々人自身のなかにある両性的な内なる自己に目を向けるのだ。
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日本は「労働者の時代」から静かに「精神・宗教の時代」に移りつつある。ビジネスマンは、仕事への自己犠牲に注ぐエネルギーは減少傾向になりつつある。そして、男性にも子供の世話や家事を求め、女性は企業や社会と関わりを持つようになっていった。
日本でも新宗教や精神的グループ、などの新しい潮流が現れている。最近、個人的に思うのは経営者は以外に信心深い人が多いということである。
日本でもスピリチュアルブームやザ・シークレットがベストセラーになるのも、その影響であろう。

ローレンス・トーブの世界観は、現在放映中のガンダム00(密かに見てる)に近いのではないかと思う。(違う部分も多いが)
ちなみにガンダム00の世界は、24世紀の時点で世界がアメリカなどを中心としたユニオン、中国やロシアを中心とした人類革新連盟、ヨーロッパを中心としたAEUというブロックに別れてる。石油資源は枯渇して、すべてが太陽光発電となり地球から宇宙へ軌道エレベーターを建設している。そのためアラブ諸国は影響力が低下。世界は、3つの勢力+その他発展途上国と棲み分けができており、民族紛争やテロリズムも未だ耐えていない。
そして、戦いの世界で「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れる。モビルスーツ「ガンダム」を所有するソレスタルビーイング。

ガンダムによる武力介入によって戦争を止めることをはじめる。はたして、「武力に戦争は止められるのか?」というすごいテーマである。まさに人類のためのアニメーションですな。富野さん(原作者)もある意味すごい未来予測者なのか?

3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす
ローレンス・トーブ 神田 昌典 金子 宣子
ダイヤモンド社 (2007/12/14)
売り上げランキング: 23
おすすめ度の平均: 5.0

5 歴史的な予測書
5 世の中の現象、会社で今起きている現象が見事に説明がつく
5 極めて斬新な未来予測論

 この本を簡潔に紹介するならば、まったく新しい未来予測といっていいだろう。内容は非常に難しい本であるが、読み進むうちに内容に引き込まれる本である。わたしは、この本を読んでいるときに脳がうなっていた。「そうだよな・・・そうだよな・・・そうなっちゃうよな・・・」と。

3つの原理では、人類の流れのモデルとして「カースト・モデル」、「性モデル」、「年齢モデル」の3つのモデルがあると言っている。

カースト・モデル
ここでは歴史と未来を5つのカースト時代に分けている。
1.先史時代および人類の歴史初期にあたる「精神・宗教の時代
2.王、皇帝、騎士、貴族、武士に支配される「戦士の時代
3.商業・産業が優位を占める「商人の時代
4.経営や技術の専門家が実権を握る「労働者の時代
5.最後に「精神・宗教の時代」が到来して、歴史の終わりを迎える

現在は、労働者の時代でありこれは2030年に頂点を迎える。そして、労働者の時代に最も影響力を与えるのは儒教圏ブロックであるといっている。儒教圏は、中国、朝鮮、日本などの東アジア地域である。しかし、これは短命に終わり、その後「精神・宗教の時代」が到来する。

性モデル
フェミニズムのヒストリーである。これは、中国の陰陽思想を比喩として使っている。

1.「陰の時代」:人類は最初に女性的原理として暮らしていた時代。
2.「陽の時代」:男性的な時代。家父長革命が起こり男性優位の時代となった。
3.「両性時代」:今、陽の時代から両性時代の転換点にある。すべては性的にバランスの取れたものに変化していく。

また、西洋、東洋の文明によっても違い、東洋は「陰的」、西洋は「陽的」に傾いている。しかし、世界が両性化するにつれて東洋と西洋は次第に融合するようになる。

年齢モデル
人類の成長は、個人の成長モデルに当てはめることができる。
1.誕生:無中心の段階 紀元前300万年~紀元前25万年頃
2.幼児期:自己中心の段階 紀元前25万年頃~紀元前1万年頃
3.幼年期:母親中心の段階 紀元前1万年頃~紀元前2000年頃
4.少年少女期:父親中心の段階 紀元前2500年頃~16世紀、17世紀
5.青春期:中心離脱段階 1650年~2010年
6.成人期:内的中心段階 未来
7.老年期:超人類段階

現在の人類は19歳前後であり、やっと成人に近づいた段階にある。

ブロックの形成

労働者の時代には、儒教圏がNo.1となり続いて、欧州ブロック、北極圏ブロックと続く。

1.儒教圏ブロック:日本、中国、朝鮮
2.欧州ブロック:東西ヨーロッパ諸国
3.北極圏ブロック:アメリカ、ロシア、カナダなど
4.ASEAN:タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシナ、インドネシアなど
5.中南米ブロック
6.アフリカブロック
7.オセアニアブロック

次のときには、なぜ儒教圏がNo.1になるのか?、共産主義は崩壊したのか?資本主義に民主主義と自由はつきものなのか?そして、最後のカースト「精神・宗教の時代」について考えてみたいと思う。

3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす
ローレンス・トーブ 神田 昌典 金子 宣子
ダイヤモンド社 (2007/12/14)
売り上げランキング: 45
おすすめ度の平均: 5.0

5 歴史的な予測書
5 世の中の現象、会社で今起きている現象が見事に説明がつく
5 極めて斬新な未来予測論

続 大人のための偉人伝」は「続」とついているように、「大人のための偉人伝」もあります。大人のための偉人伝リンカーンとかガンジーなど子供のころから知っている偉人伝です。しかし、「続 大人のための偉人伝」は世界史でそんな人もいたなーっていう人物を取り上げています。でも、私はこの続編の方が好きなんです。なぜなら、ここに出てくる人は自分の生き方を貫いた人たちばかりだからです。変人、頑固者と言われようとこの人たちは自分の信じる道を歩みました。そして、後世に名を残したのです。
著者の木原さんも、「前回の偉人伝は有名人を取り上げたが、続編は私の尊敬する人物を取り上げた」といっています。
この本で取り上げている人物は以下のとおりです。

ソロー
モリス
トルストイ
マルクス
ベンジャミン・フランクリン
ルソー
モンテーニュ
レオナルド・ダビンチ
福沢諭吉

彼らは偉大でしたが、一般の世俗からみれば常軌を逸脱する行為も多かったようです。そこで、ここでは偉人伝の常軌逸脱エピソードを紹介しましょう。

カール・マルクス
あまりにも悪筆であるために、鉄道員の採用試験に落ちたことがある。マルクスといえば「資本論」の著書が有名である。妻のイェニーは判読不能の夫の原稿を清書するのを喜びとしていた。
しかし、そんなマルクスに実は隠し子がいたのだ。マルクスは妻との間に3人の娘がいたが、そのほかにも隠し子がいたのだ。マルクスは妻が呼び寄せた召使いであるデムート・レンヒェンというとのあいだに子供を生ませていた。不思議とこの隠し子は妻と娘にも知られることはなかった。そして、なんと親友のエンゲルスは、自分が父親ということにして、その私生児の面倒をみたという。

ジャンジャク・ルソー
ルソーは33歳のときに、下宿先の洗濯女と関係を持ち、合計5人の子供を生ませるが、なんと、5人すべてを孤児院に預けてしまった。ルソーは「私はわが子を自分の手で育てることができなかったので、社会施設にあずけ、将来、労働者か百姓になるようにした。また、「両親を憎み、おそらくは裏切るような人間になるよりは、両親を知らなかったほうがはるかにましだ」と言っている。

福沢諭吉
福沢諭吉が12,3歳の頃のことである。殿様の名前の書いてある紙を踏んで、ひどく叱られたことがあった。その時、福沢少年は心の中でこう思った。「ただ名前の書いてある紙を踏んだって別にかまうことはないじゃないか」と。そこで、神様の名の記された御札を踏んだら、いったいどんなバチがあたるものかと試してみた。ところがなんともない。これを便所に持っていったが何ともない。
福沢諭吉はこんなことを言っている。「子供ながらも精神はまことにカラリとしたものでした。」

トルストイ
20代から30代にかけてのトルストイはかなりの放蕩児だったらしい。トルストイは生涯にわたり膨大な日記をつけたことで有名である。その日記には若いころの罪悪についても余すところ無く書かれていたらしい。なんと、トルストイはその日記を妻に読ませていたという。その日記を読んだ妻は「夫の日記も、夫のすべての過去も焼き尽くしてしまいたい」と日記に記している。
いったい何をしてたのか・・・トルストイの言葉からはこんな発言がある。
「恐怖と嫌悪と心痛をおぼえずには、この時代を回想することはできない。私は戦争で多くの人を殺した。殺さんがために人に決闘をも挑んだ。賭博で大負けたこともある。百姓たちの苦労の結晶を食らい、彼らを罰した。姦淫した、人を欺いた。詐欺、窃盗、あらゆる種類の姦淫、泥酔、暴行、殺人・・・ほとんど私の行わない罪悪はなかったようである」

偉大な偉人はその思想も感銘することさながら、その生き方も感銘を受けてしまう。いや、生き方があったから偉大な思想が生まれたのであろう。

続 大人のための偉人伝 (新潮選書)
木原 武一
新潮社 (1991/06)
売り上げランキング: 240814
おすすめ度の平均: 4.0

4 こちらはまさに「大人のための」偉人伝

世界屈指のNo1マーケッターとしての呼び声も高いジェイ・エイブラハム。この本は絶版になってしまいました。現在は、「ハイパワー・マーケティング」というタイトルで金森重樹先生訳の本が出ていますので、そちらを読むことをお勧めします。

この本では、ビジネスを拡大する方法は3つしかないと言っています。

1.クライアントの数を増やす
2.クライアントひとりについて平均の販売量を増やす
3.クライアントが再来して購入する回数を増やす

この3つについて、考えればいいから何も難しいことはないと。

そして、クライアント1000人、単価1万円、購入回数2回ならば、

1000人×1万円×2回=2000万円

の収入ですが、

全体を10%引き上げることで、

1100人×1.1万円×2.2回=2662万円

662万円も違うのです。

しかし、逆に言えばクライアントを増やすことだけに一生懸命になったり、来店回数を上げようと一生懸命になったりすることだけが多いということです。
本当は、1.2.3.全部をやれば収入は倍増していくのです。だから、戦略全体をみていくことがとても大切

そして、1.2.3の具体的な方法として、
・「もう片方の靴もどうですか」という顧客への付加価値のつけ方。
・「友達の協力を得る」という協力関係の築き方
・「あなたが会うべき人」という紹介システムの活用

の方法が事例などをもとに記されています。

インターネットの部分はちょっと古い部分もあります。初版が2001年ですからしょうがないことですが。

実はこの本の中でもっとも大事なことは、「実験する」ということを教えてくれることだと思います。そして、実験した結果を検証して、戦略を立てることです。これがマーケティングの基本だと思います。そして、インターネットは結果を検証することにかけては、どの媒体よりも明瞭です。きっと、インターネットのマーケティングの確立したのは、実験が簡単にできることだったからでしょう。

お金をかけずにお金を稼ぐ方法

お金をかけずにお金を稼ぐ方法

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ジェイ・エイブラハム 平仲 成敏
PHP研究所 (2001/07/01)
売り上げランキング: 60594

おすすめ度の平均: 4.0

5 マーケティング哲学は色褪せない
3 内容はちと古いが、実践できているかがポイント。
3 ちょっと内容古いが実践できているかどうかがポイント

相談無料。地獄を見たら亜玖夢へ」そんなチラシにピンときたら、新宿の亜玖夢研究所にいってみよう。この本は、オムニバス形式で送る1話1理論の経済理論入門書です。人々はいろいろな悩みを抱えています。借金、ヤクザの構想、いじめ、マルチ商法、自分探し。それを見事に亜玖夢先生が解決(?)していきます。(実際に行動しているのはリンレイという中国人ですが・・・)

行動経済学
多重債務者に行動経済学を教える。0円から1万円に増えると幸福は100ポイント増えるが、一億円から1万円が増えても幸福はほとんど増えない。また、0円からマイナス1万円になると幸福は-200ポイントになる。借金は怖いよね。

ゲーム理論
ヤクザの抗争を巻き起こした人に、ゲーム理論を教える。ここでは囚人のジレンマについて説明している。囚人のジレンマは「個々の最適な選択が全体として最適な選択とはならない状況の例」としてよく持ち出される。

ネットワーク理論
学校でいじめにあう男の子にネットワーク理論を教える。
地球には66億人を超える人間が暮らしている。これは巨大なネットワークだが、すべての人はわずか5人か6人を間に挟んでつながっている。地球は小さい世界である。
これはスモール・ワールド現象と言われ、「知り合い関係を芋蔓式に辿っていけば比較的簡単に世界中の誰にでもいきつく」というものである。ミルグラムの実験が有名である。「六次の隔たり」とも言ったりする。

社会心理学
マルチ商法に来た営業マンに社会心理学を教える。社会学者、ロバートチャルディーニは他人の与える様々な心理的手法として「権威」「社会的証明」「希少性」「コミットメントと一貫性」「返報性」などを紹介した。
ロバートチャルディーニの「影響力の武器」という本はオススメです。

ゲーテルの不完全性定理
自分探しをするため家出した少女に、不完全性定理を教える。これは自己言及のパラドックスと深い関係がある。
「わたしってウソつき」とウソつきの女の子が言った。
女の子は嘘つきと言ってしているが、女の子が嘘つきならば「嘘つき」ということも嘘になってしまう。発言自体が嘘ならば女の子は正直者ということになり、嘘をついた女の子と自己矛盾してしまう。これをパラドックスと言っている。

これらの話は小説として話が展開していきます。しかし、話がブラックです。特にリンレイという中国人(博士の助手)と中華料理店の陳さんがいい味を出しています。個人的には好きなキャラです。

 

亜玖夢博士の経済入門

 

亜玖夢博士の経済入門

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橘 玲
文藝春秋 (2007/11/28)
売り上げランキング: 80

 

おすすめ度の平均: 4.0

5 知的刺激がある本
4 きれいにまとまっています
4 さすがの安定度です

 わたしも数年前にITコーディネータの資格を取りました。その中でも、経営戦略IT戦略について講義があります。しかし、それを習って中小企業に行っても、「教えてくれて、ありがとう」なんて言われたことはありません。逆にそんなこと言おうものなら、寝ているか、文句を言われるのが関の山です。要は役に立たないってことですよ。

でも、勘違いしないでください。中小企業にこそ戦略は必要なのです。
なぜなら、今の時代に戦略なくして戦うのは竹ヤリで戦うのに等しいからです。
戦略がしっかりとあれば、核弾頭よりも破壊力のある武器を持っているようなものです。
アメリカの有名なコンサルタントであるブライアン・トレーシーはセミナーに来た受講者に聞いたそうです。「この世でもっとも収入がよい職業は何か?」と。みんなは「医者」「弁護士」と答えていたそうですが。。。

本当の答えは、「思考する人」です!わかりますか?

では、神田先生のいう戦略がある会社とは。。。

戦略のある会社は楽して儲かる。中途半端な儲かり方ではない。圧倒的に儲かる。顧客を魅了する会社であるから、売り込みにいかなくても、顧客が行列をなす。自動的に仕事が降ってくるから、毎月の資金繰りを心配することがない。

では、ここで神田先生が言う戦略とは何か4つのポイントを抑えておきましょう。
1.戦略とは選択すること
戦略を持っている会社は、やることとやらないことがはっきりしている
2.戦略は見えない、戦術は見える
戦略はプランであり、戦術はそのプランを効果的にする武器である
3.予測力である
攻めるときに攻めて、引くときに引く。その予測力が大切。
4.圧倒的な強さ
戦略はパラダイムシフトであり、短期間に業界地図を塗り替えてしまう。

この本は戦略構築の具体的な方法が書かれています。その名もスター戦略構築法です。戦略を多面的(商品、顧客、競合、タイミング、メッセージ)に、短時間で構築することができるのです。しかも、グループのコンセンサスも得ることができます。
本当にそんなことができるのか?他の人にできることは自分もできる!(これは自分も含めてね)

 

60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法

 

60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法

posted with amazlet on 07.11.14

神田 昌典
ダイヤモンド社 (2002/12/07)
売り上げランキング: 599

 

おすすめ度の平均: 4.5

5 経営戦略についてカンタンに分かりやすく解説してくれている。
5 目からウロコものです!
5 最高の経営本

唐突ですが、リッツカールトンに泊まるぞリッツカールトンに泊まるぞリッツカールトンに泊まるぞ!と3回唱えてみました。いつか泊まる、絶対泊まる!そうアファメーションで誓うのであった。なぜ、そこまで入れ込んでしまうのか?それは、この「リッツカールトンが大切にするサービスを超える瞬間」を読んだからである。

読めば読むほどリッツカールトンのすばらしさがわかってしまう。著者はリッツカールトン日本支社長の高野登さんです。リッツカールトンといえばクレドが有名です。最近はクレドを導入する企業も多くなっていると聞きますが、大半の企業はうまくいっていないと聞きます。なぜなんでしょうか?それはこの本を読むとわかります。クレドを定着させるヒントがこの本には書いてあります。ただ、真似したってダメなんです。ただ、机にしまっておくのもだめです。従業員がクレドを共有しているか?それが大切なんです。

クレドって何?という人のために簡単にご説明を!

クレドは信条とも言われますが、具体的に言えば「理念や使命、サービス哲学を凝縮した不変の価値観である」と言っています。それを紙にまとめ、従業員ひとりひとりが持っています。そして、その理念、使命、哲学を共有しています。それによって、リッツカールトンのすばらしいサービスが生まれる源になっているのですね。

クレドを導入したい企業には必須の1冊です!クレドの本質をつかもう!!

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
高野 登
かんき出版 (2005/09/06)
売り上げランキング: 352
おすすめ度の平均: 4.5

5 もう5回は読んでいますね。これから何回も読むのは間違いなし!
5 プロ集団が『プロ』と呼ばれる所以
3 理念の共有と浸透の大切さ

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