人生を逆転する名言集 福本伸行

映画 賭博黙示録カイジのためのキャンペーンとしてつくられた本のような気がしますが、福本伸行さんのマンガには本質をついた名言がたくさん出てくるので、名言だけまとめた本がないかなぁと思っていたらとうとう出ましたね。

福本伸行さんのマンガを初めて読んだのは、大学を出てしばらくフリーターをしていたときに中古のゲームやマンガなどを扱う店にアルバイトしていたのですが、中古マンガに「銀と金」というマンガがあって、あまりのおもしろさについついレジをしながら読んでしまいました。勝負という場面にハラハラドキドキしながら、引き込まれてしまうのです。

それでは、名言集からいろいろ紹介してみましょう。

「求めれば周りが右往左往して

世話を焼いてくれる

そんなふうにまだ考えてやがるんだ」

by 賭博黙示録 カイジ 利根川幸雄

大人は質問に答えたりしない!つまり、質問といっても都合のいいことしか答えないということだ。すぐ人に教えを請うたり、人をすぐ頼りにすると痛い目にあうときがある。まずは自分の頭で考えることが大切なんだ。

「感動などないっ!

あんなものに・・・

オレが求めているのは・・・

オレの鼓動、オレの歓喜、オレの咆哮

オレのオレによる

オレだけの・・・感動だったはずだ!」

by 最強伝説 黒沢 黒沢

映画、小説、スポーツなどを観て感動することはできるが、それは本物の感動ではない。他人の行動を傍観して感動しているだけである。それで、自分が何かを達成したわけじゃない。感動は自分がなにかを達成したときにしろ!

「「負けてもともと」と「継続は力なり」・・・

この2つを持っていれば、人生そこそこうまくいくと思う。」

by 福本伸行 座右の銘を聞かれて

これは至言だと思う。成功本に書いていることはたいていこの2つなんです。特に継続は力なりというのは難しいが、やった人が勝つんです。

「たとえば武士は、

「自分はこうである」ってイメージを大事にするんです。

そのために死んじゃっていいわけですよ。

命っていうのは自分を表現するためにあるエネルギーじゃないですか。

ガソリンですよね。

それより自分が大事。

自分が思っている自分のイメージが大事。命よりも・・・。」

by 福本伸行 人生観を訊かれて

セルフイメージがいかに大切かをあらわす名言です。自分のイメージよりは命より大切。昔の武士はそう思っていたのでしょう。今、世間でそんなことは言えば「何、アツクなってるんだか」ってシラケられちゃうことが多いけど。本当は一番大切なことなんだ。自分を創っていくのは自分のイメージだから。

人生を逆転する名言集
人生を逆転する名言集
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福本伸行著・橋富 政彦・監修
竹書房
売り上げランキング: 416
おすすめ度の平均: 4.5

4 改めて言葉の凄みを実感しました
5 私の人生を変えてくれた人
5 親しい自己啓発書
4 人生の縮図
5 魂に食い込むザワザワ言葉

カイジ―賭博黙示録 (1) (ヤンマガKC (608))
福本 伸行
講談社
おすすめ度の平均: 5.0

5 漫画らしい漫画だなと思いました。
5 ギャンブルという「闇の奥」
5 引き込まれる名言の数々
4 面白いけど好きにはなれない
5 とにかく凄い!!

銀と金 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)
福本 伸行
双葉社
売り上げランキング: 9385
おすすめ度の平均: 5.0

5 本当の大金を掴むものは金に踊らされない。

最強伝説黒沢 1 (ビッグコミックス)
福本 伸行
小学館
おすすめ度の平均: 4.5

5 ヒューマニズム
1 悲しいです
5 ただ笑い ただただ感動する
5 最強伝説
5 人として生きるって何?

チェーザレ 惣領冬実

この本はマンガですが、横山光輝に匹敵する歴史マンガです。

チェーザレとはチェーザレ・ボルジアという人物のことです。

実はこのチェーザレ・ボルジアとはニコロ・マキャベリが書いた「君主論」というモデルになった人です。

このマンガは君主論の話ではなく、チェーザレが大学生のときの若き青春から始まります。現在、第7巻まで出ていますが、どこまで続くのかは作者のみぞ知ることでしょう。

この時代はルネッサンスであり、いろいろな人物が登場します。

銀行の頭取として財を築いたロレンツォ・メディチ、万能の天才であるレオナルド・ダビンチ、芸術家ミケランジェロなどなど。

そして主に話は、キリスト教に関する物語が多いのです。

特に7巻はカノッサの屈辱に関する物語とダンテの神曲に関する話が出ています。

カノッサの屈辱は、世界史で教わる内容です。

わたしが覚えたときはは、教皇のグレゴリウスⅦ世が皇帝のハインリヒⅣ世を初めてひざまずかせたという内容で教わったと思っていたのですが。。。

ちなみに皇帝は武力で、教皇は信仰で民衆を統治する人です。

トップが二人もいるということはどちらかが邪魔になるということがあるようです。このときは皇帝と教皇の仲は最悪でした。

このマンガで、皇帝ハインリヒⅣ世が「破門になるなら何度でもひざまずいてやる」と言っているように、皇帝の地位を守るためなら何だってやってやるという態度だったようです。

当時の時代背景としては、そのような内容だったのですが、後世に与えるインパクトは違ったようです。

教皇のグレゴリウスⅦ世は、初めて皇帝をひざまずかせた人として歴史に名を残すことになったのでした。

そこから皇帝の力が薄れていくのですが、実は皇帝と教皇は表裏一体であり、皇帝が弱体化すると教皇の力も薄れていく。

教皇と皇帝という二人の統治者が必要だというは二元論といいますが、昔からリーダーシップの理想像というのは悩めるものが多かったのではないかと思います。

そして、時代と共に理想のリーダー像というものも変化していくのでしょう。

惣領さんの絵も美しく、描き込みもすごい量です。

巻末の資料の数をみると、建物や美術品、時代背景を十分に調査、検証された内容だと思います。

歴史好きなら読んでおいて損はないと思います。

チェーザレ 7―破壊の創造者 (KCデラックス)
惣領 冬実
講談社
おすすめ度の平均: 4.5

5 歴史は謎解き、権力闘争は続く。
5 チェーザレの魅力
5 屈辱
4 何を望むのか?
4 こう語られるとすんなり理解できます

淡々民(たんたんみん)

どこかの居酒屋ですか?

いえ違います。今の20代を表現した新しい言葉。
なんでも日経MJがつくった言葉のようですが。。。

以下、日経MJより引用。http://mjwatch.jugem.jp/?eid=655

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肉より魚を好み、伝統的な和風文化も好き。

デートは自宅が多く、クリスマスも普段着で恋人と会い、宝飾品も花もあまり贈らない――。

全国の20代の消費行動を調査した結果、今どきの若者の姿が浮かび上がった。消費への姿勢は淡泊だが、友人は大切にしコミュニケーションには気を配る一面も。

繊細であっさりした“消費感覚”の「淡々民(たんたんみん)」が市場を変えそうだ。

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それにコメントするような今週の「気まぐれコンセプト」の細川のセリフ!

人生のどこが楽しいんだ?

その細川をみつけた今どきの20代は「脂族だ!」といっていた。

正直、淡々民の感覚というのは自分ではわからないが、時代背景からはなんとなく理解できる。

今の時代を作ってきたのは大人なんだから、その影響が20代に出ているんじゃないかな。

ひたらすら商品の宣伝して、いろいろな商品やサービスを生み出してきた成果が20代にでているんじゃないかと思うのでありました。

気まぐれコンセプト クロニクル
ホイチョイ・プロダクションズ
小学館
おすすめ度の平均: 4.5

5 面白く、切なく感じる一冊
5 65~70年生のサラリーマン必読!
4 読みきるにはチカラがいるぞ
4 自らの若かりし日と重ね合わせてみて
4 つはものどもが夢の跡・・・