御社のホームページがダメな理由 竹内謙礼

売上がドカンと上がるキャッチコピー」の竹内さんが今年出版された本です。
印象としては、物販サイトを意識して書かれているようにも思いました。

広い意味でのBtoBサイトやサイト内で完結しないサービス業には当てはまらないこともあるかと思います。

この本の趣旨はこんな感じです。↓

1.とにかくお金をかけなければ集客できない

 現在のホームページで集客を考えるときに広告費用は必要である。この本の主張は、まったくお金をかけないで効率的にサイトを運営していくか、大きく広告費をかけていっきに集客をかけるのかどちらかであるといっている。
 
 最近は、検索連動型広告も単価が高くなり費用としては年々高騰するばかりである。

 もし、広告にお金をかけるならば、最初は少ない予算で費用対効果を測りながら始めて欲しい。
 そして、どのようなキーワードで、どのようなページからコンバージョンが発生するのかが十分にわかったら費用を上げていこう!

 ちなみに、この本ではSEOはあまり奨励されていない。
SEOはもっとも効率の悪い方法であるとバッサリである。
 
 まぁ、わたしはそう思わないが。。。

 でも、キーワードで1位になっても売れるかどうかは分からない。売れないキーワードで1位になってもしょうがないのである。
 
 キーワードの選定はとても大切である。

2.ネットで売れるもの売れないもの

これはあくまでこの本にかかれているものです。

ネットで売れるもの
・本・DVD・
・ブランド物
・オーダーメイド物
・お酒
・ホビー・玩具

ネットで売れないもの
・雑貨
・食品
・化粧品/健康食品
・スポーツ用品
・アパレル

3.人材は働いているか?

 もともとネット販売は大変な作業が多い。

 受注の確認メールは迅速に送らないといけない。さらに、発送メールやサンキュウメール、クレームメールなど対応しなければならないメールが多い。
 さらに、配送伝票や納品書、梱包なども属人的な要素も多い。

 これらの作業はある程度まとまってやるならシステム化することもできるが、受注が少ないときは、システム化する費用が圧迫してしまうだろう。

 しかも、この作業を効率化しても売上が上がるわけではない。
 もちろん、システム化して空いた時間にマーケティングを考えることも考えられる。
 そもそも梱包の要員が戦略的にマーケティングを考えられるというわけではない。それはもともと違う人材である。

 外注化するにしても気をつけたいことがある。ホームページ制作業とコンサル業、システム開発業はまったく役割が違う。
 
 だから、ホームページ制作業に「売上が上がらない」というのをボヤいてもそれはお門違いというものである。

ホームページはあくまで売上を上げるツールである。
最近、思うのはマーケティングの一部であってホームページありきではないのである。

だから、マーケティング戦略がないのにホームページを作成しても、何をどうすればいいのかわからない。

ホームページでバリバリ売上を上げていきたいのか、それとも小額の予算でお店に人を集められればいいのか。それは戦略が決めることである。

戦略がないホームページほど哀れなものはない。

御社のホームページがダメな理由―98%は死んでいる
竹内 謙礼
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1 コンサルは否定するのが仕事かな?
5 これは、踏み絵です。
1 中身のない本
5 リアルな話
4 的を射た内容

白いネコは何をくれた? 佐藤義典

タイトルから内容は想像しにくいですが、戦略の本です。

今流行の小説仕立てのマーケティング戦略教科書です。

想像はつくと思いますが、サエない主人公に前に白いネコが現れてマーケティング戦略を指南していくという物語です。

正直、小説のネタは「夢をかなえる○○」にゲキ似ですが。。。

でも、うまく戦略の事例を物語にしていると思います。戦略もわかりやすく解説しています。これで物足りないという人は、経営戦略立案シナリオ (かんきビジネス道場)という本もあります。

ここに出てくるのはBASiCSという戦略です。

Battlefield どこで誰と戦っているのか?

Asset 「独自資源」自分は誰か? 自分らしさとは何?

Strength 「強み・差別化」自分にしかできないことは?

integration 「使命」内なる光を解き放とう!

Customer 「顧客」自分はだれとともにいたいのか?

Selling message 「メッセージ」自分は誰だと世の中に宣言したいのか?

この戦略の中でもっとも大切なものはintegrationだと著者はいっています。

戦略には一貫性が最も大切なのです。そのことを小説の中でも訴えています。

BASiCS・・・戦略のフレームワークとしてはよくできています。
マーケティングには活用したい戦略です!

わたしも少しつっこんで勉強してみようと思います。

白いネコは何をくれた?
白いネコは何をくれた?
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佐藤 義典
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4 マーケティングの入門としてor復習としてお勧めです。
2 ちょっと難しすぎる
5 人生必携のツール~BASiCSで武装
4 確かにけっこう面白かったが
5 超実践的!究極の「マネジメントマニュアル」!※今週購入でいいことあるかも?!

経営戦略立案シナリオ (かんきビジネス道場)
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4 具体的かつ実践的な経営戦略に関する本でした
5 手元に置いて置く本書です。
5 著者の今までの4冊が統合された代表作
5 事業戦略・オペレーション戦略に役立つ本です
5 後輩に薦めた本

キラーウェブ 前野智純

この本は、ウェブサイトで成功していると言われるサイトを研究した本である。この企業の中には大手企業の事例も掲載されている。

大手企業の事例があると、90%の中小企業は「大手だから参考にならない」と敬遠してしまう。

例えば、クロスメディア戦略でライフカードCMの「続きはWebで」や富士通のFMVのCMで「地底人は誰?」というCMをやったが、これはすべてテレビコマーシャルがなければできないわけではない。

クロスメディア戦略というものは、テレビCMをネットと結びつけるだけがクロスメディア戦略ではにないのだ。

この続きはWebでいう戦略はチラシからやってもいいし、パンフレットからやってもいいのだ。

賢人はどんなことからも学ぶことができる!
大手の事例はウチとは関係ないと思っても、実は学べることは多いのである。

経営の神様松下幸之助は講演で「ダム式経営」の話をしたときに、聴講者の人は「このオジサンは何をいってるんだ」といって失笑していたという。

しかし、そのとき30代だった稲盛和夫さんは松下幸之助氏の話を聞いて深い気づきを得たという。

そこから京セラグループが発展する歴史が始まったのであった。

とはいえこの本で出てくる事例は大手企業ばかりではない。
裸一貫から事業を起こした事例も多い。

1.ケンコーコム

今でこそ大手になったが、最初の試行錯誤はすさまじかったという。
2000万円を広告費にかけて70万円から売れなかったこともあるという。
しかし、次第にトライアンドエラーを繰り返すことで売れる法則がわかったという。

2.Oisix(オイシックス)

宅配事業で急成長しているOisix。

Oisixのサービスの定義は「期待を上回る驚きをお客様に与えること」である。

いくらネットのホームページがよくても、サービスがダメダメなら話にならないという。

3.ゴルフダイジェストオンライン

ゴルフ用品やゴルフ場の予約で急成長しているゴルフダイジェストオンラインの事例である。

なんと、ゴルフダイジェストオンラインのサイト平均滞留時間は21分だそうである。

普通の平均サイト滞留時間が7分というから驚異的な数字である。

私もいろいろなサイトの分析を見てきたが、やはりサイト滞留時間が多いサイトは売上が高い。

なんとゴルフダイジェストオンラインは、サイトのアクセスログを20人で鬼のように分析しているという。

4.インテリア雑貨のアンジェ

インテリア雑貨のアンジェはサイトとして楽天市場、Yahoo!ショッピングで数々のサイトを受賞しているサイトである。
アンジェで見習いたいことは、接客業を貫いていることである。
顧客のクレームメールには5分で返信するなどを徹底している。
独立系ECは、なんといっても信用が大切である。
リアルでの顧客との結びつきが、信用を支えているよい例である。

この本の事例をみて儲かるウェブサイトの基本がわかってきた。
それを独自の視点でまとめてみた。

1.大量の商品を置いてロングテールを目指す
ケンコーコムは商品点数が増えるたびに売上が上がった。
イーブックオフは最初から2000坪の倉庫を置いて勝負に出ている。
地道に商品点数を増やしていくことが大切だ。
まずはニッチ市場でNo.1を目指す。

2.徹底した顧客行動の分析
アクセスログ解析は「へぇーそうなんだツールではない」
なぜ、この時間帯が増えているのか。
なぜ、ほんとどのお客様が直帰していしまうのか。
アクセスログ解析は自分がほしい目標を達成するためのツールである。

3.リアルとネットの融合
ネットだけでサービスが完結する商売はない、サービスができていない企業はネットでやっても儲かるはずがない。

4.クロスメディアを意識したプロモーション
クロスメディアという言葉に惑わされてはいけない。チラシ、メルマガ、電話、FAXなどすべてがメディアと言ってもいい。
要は組み合わせられるものは、どんどん組み合わせていけばいいのである。

5.SEOは軽視していはいけない!SEOは意識したサイトづくり
SEOは落ち着いたという声も聞こえるが、SEOほど費用対効果のよいものはない。現在はリスティング広告をすぐ行う企業も増えているが、まずSEO対策に力を入れてもらいたい。まずは無料できるプロモーションをやって、その成果を確かめよう。

儲かっているWEBサイトは表面だけでなく、その内側をベンチマークすることが大切であることがわかる本である。

 

キラーウェブ 儲かるウェブの裏側

 

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4 成功を得るためには、多くの「事例」から学ぶ
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2 業界人にはありきたりの内容