落日燃ゆ 城山三郎

城山 三郎
新潮社
発売日:1986-11

東京裁判にてただひとり文官として絞首刑にされた広田弘毅の人生を描く小説。

「今、マンザイをやってたんでしょう」

この小説は、この台詞の意味を理解するために、広田の人生や心理描写を描いていく。

広田の人生はマンザイだったのか。「自ら計らず」を信条に、戦争を食い止めようと協和外交を目指した男が、軍部の人間といっしょに戦犯として裁かれていく。

広田の人生に意味はなかったのか。いや、広田の人生を知ることで自分につらいこと、理不尽なことが起こってもきっとやっていけるだろう。日本にはこんな男がいたんだと支えになってくれる。

向日葵の咲かない夏 道尾秀介

視点の変化のおもしろさがあり、読み進むにつれていろいろなものが浮かび上がる。意外な展開に引き込まれた。
死んだものが蘇りというのは非現実的だが、ネタとしてはおもしろい。
しかし、主人公の内面がこんなに変わるものなのだろうか。。。

借金取りの王子 垣根 涼介

垣根 涼介
新潮社
発売日:2007-09

気軽に読めるのがいい!
オムニバスだからどこから読んでもいいし。
いろいろな業界の裏が知れておもしろい。
最後には「人にやさしく」が聞きたくなる。