消えるサイト、生き残るサイト 宇都雅史

検索エンジンの専門家が語る消えていくサイトと生き残っていくサイト。生き残っていくサイトは「儲けている」サイトだ。そして、消えていくサイトは、

上位表示だけにこだわっているサイト
99%のお客を見過ごしているサイト
数字だけを判断しているサイト
情報を置けば買ってくれると思うサイト
ホームページの設計、デザインだけにこだわっているサイト
欲しい情報を提供していないサイト

だ!

検索エンジンに上位表示されても売上が上がらないサイトはいっぱいある。サイトは上位表示させることが目的ではないはずだ!そして、儲けるサイトは集客のストーリーが出来上がっている。どのキーワードで、どのくらいのお客を集客して、どれくらい売れるのか

この本で一番印象に残ったのが、「集客後の戦略がないサイトが多い」ということだ。集客することは大前提として必要なのだが、来たお客さんにどのようにコミュニケーションして、どうやって買ってもらうのか。そこまで考えて、サイトを運営している人は少ない。

検索エンジンのアルゴリズムは突然変わる。検索エンジンはよりよいHPを選別するために、われわれの想像する以上の努力をしているに違いない。なぜなら、彼らは検索エンジンを利用している人がいなければサイトが成り立たないからである。もう、テクニックだけで上位だけにこだわり上位にのぼることが目的は終わった。 検索エンジンの本質を理解して、自サイトでいかに売上を上げていくか。そうした運営に早く気がついてほしい。

消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ!
宇都 雅史
PHP研究所 (2007/08/02)
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5 批判するだけではなく、前向き
4 ネットビジネスを行う上で知っておきたい正論
5 読んだだけですごく得をしたような気になる

YSTのインデックスが更新されているようです

Yahoo!スタッフブログより

Yahoo!の検索エンジンであるYSTのインデックスがフルアップデートされているようです。以下、ブログより引用。

YSTでは、機械学習や自然言語処理技術を用いたコンテンツ解析、その他機能の研究開発に注力しており、それをインデックス全体に適用することで、検索結果が大幅に改善されます。当然それには順位変動を伴いますが、その影響を考慮して、今回から、実験的に実施報告をこの場で行っていきたいと考えています。

 これでYSTによる順位変動がどう変わっていくのか、みていく必要があるようです。特に日本はYahoo!の依存率が高いので影響も大きいでしょう。Yahoo!もGoogleの技術に追いつき追い越せということで、更新を行っていくらしいです。

NHK特集「グーグル革命の衝撃」と日本の実情

NHK特集「グーグル革命の衝撃」ですが、日曜の夜ということもあり見た人は多いと思います。テレビ向けなので、どちらかというと一般の人にもわかりやすく解説しているという感じでした。しかし、この番組だけ見ただけでは現在の日本の実情を表していないのではないかと思います。

GoogleAdSenceは、日本ではクリック単価が低くアメリカの青年のようには稼げないでしょう。一般的に日本のクリック単価はアメリカの10分の1ぐらいと言われています。つまり、日本ではGoogleAdSenceだけで90万円稼ぐには、相当なアクセス数が必要になるでしょう。
 GoogleAdSenceのクリック単価は、広告を出す側(Google AdWords)のキーワード入札金額によって決まります。それが日本と海外では大きなひらきがあるのです。

日本でGoogleAdSenceのクリック単価が低いのは、日本では検索エンジンの利用率が高いのはYahoo!だからです。これは海外と比べても特殊な現象であり、海外では圧倒的にGoogleが強いのです。したがって、PPC広告はYahoo!の提携するオーバーチェアに流れいる人が多いのです。オーバーチェアに予算を出すと、Google AdWordsに予算が回らないのでしょう。

以下、ネットレイティングの調査から

Yahoo!検索のリーチは64.5%。インターネットユーザーの3分の2が利用している計算だ。追走するGoogleが34.7%、MSN (search.msn.co.jp)が16.0%、goo(search.goo.ne.jp)が5.5%がであることから、国内検索各社の中では圧倒的な存在だと言える。

日本人はテレビ露出の多いYahoo!の知名度がブランドであり、利用率が多いと考えられます。これも、ソフトバンクの戦略の一つなのでしょうが・・・。また、Yahoo!の利用は女性が多いといいます。ネットレイティングの調査によると

「Yahoo!検索のユーザーは男性が54.7%、女性が45.3%。インターネット全体の構成率からすると男女ともほぼ同程度の利用状況だという。一方、Googleユーザーの男女比は男性が63.1%に対して女性が37.0%と、女性の利用率が低かった。」

とあります。

また、誘導力でもYahoo!に軍配が上がっているともいわれています。(ネットレイティング調査)

Yahoo!検索とGoogleの“誘導力”を比較。トヨタやサントリー、松下電機産業などの大手企業サイトや、Amazon.co.jpなどの大手ECサイト、ブログや2ちゃんねるなどのCGMのリファラから直前に参照したサイトを分析した。  いずれのサイトともYahoo!検索が10%台後半~40%程度の割合を占めており、最も誘導力が高い結果になった。特にはてなダイアリーでは 45.5%、2ちゃんねるでは35.0%とCGMでの強さが光った。また、サントリーではYahoo!ニュース(2.6%)もGoogle(6.3%)に続く3位に入っており、Yahoo! JAPAN全体としての誘導力が高いことを示した。

やはり、ネット通販のことを考えると日本ではYahooのは一般消費者に訴求する力が大きいのです。しかし、昨年からはGoogleの知名度や利用も大きくなっていると思われます。今年はどうなるか。Googleが日本市場に逆襲してくるのを、虎視眈々と狙っているような気がします。(そのため、NHKの取材を受けたと思われる。)

「際立つYahoo!検索のシェアは日本独特の現象」NetRatings萩原社長

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