本を読むときはフォトリーディングしています!

Archive for the 'Web' Category

実は12月10日、11日は西桂町商工会でも研修会を行ってきました。昼間は河口湖商工会、夜は西桂町商工会でダブルヘッダーでした。

西桂町は、山梨県の富士吉田と都留の間にある町です。

西桂町ではPCを使った研修を行いました。

katyという携帯サイトを無料で作成できるサービスを利用して、実際に自分の携帯サイトを作成してもらいました。

その場で作った携帯サイトをQRコードで表示して、自分の携帯でみてもらう。

「おもしろ~い」と好評でした。

メルマガやクーポンと組み合わせやると成果が出やすいですね。

そのときの様子↓

西桂町

西桂町

 12月10日と12月11日にまた河口湖商工会にうかがいました。

12月10日は「地域マーケティング戦略」ということで、河口湖地域の飲食店や宿泊業の方に、講演を行いました。

みなさん携帯サイトの活用には興味があるようです。携帯サイトはQRコードなどを利用してリアル店舗やPCサイトからの集客も考えていかなければなりません。
そうゆう意味では、リアル店舗がある事業の方がやりやすいでしょう。

↓これは講演のとき。
河口湖商工会

12月11日はWebの個別相談会です。

今回も5つの事業者のみなさんの相談を受けます。やはり、SEOはみなさん気になるようです。やはり、Webサイトの効果を実感しているからなんでしょう。

↓これは個別相談会の様子。
河口湖商工会

そして、夜はルートイン河口湖に泊まりです。
河口湖と富士山が同時にみえる部屋に泊まれました。

↓この日はラッキーなことに富士山がキレイ!!
河口湖の富士山

河口湖の富士山

河口湖

湖も霧に覆われて幻想的な風景でした。

今度は来年3月に個別相談会です!!

ちょっとネット広告の勉強をしてみた!!

1.検索ワードの変化

 オランダのonestat.comという調査会社によると、単ワードでの検索は減少しているということだ。2007年10月のデータによると、単ワードよりも2~3ワードで検索するユーザは4倍近いという結果が出ている。
 
 このデータからわかることは、最近のユーザは自分の求める情報に短時間に到達しようとする傾向があり、複数ワードを入力していると思われる。

 以前のようにビックキーワードだけで集客を集めるということだけでは、成約率につながらないようだ。

2.行動ターゲッティング広告とは?

 行動ターゲッティング広告とは、Webでの行動履歴や検索履歴を利用して、ユーザに最適な広告を配信する手法である。

 この行動ターゲティングの目的は、潜在顧客を顕在顧客に変えることである。

 SEMは、100人お店にきた人のうち3人買うところを10人にするのがSEMである。そして、行動ターゲティングは100人来る人を110人に伸ばすのが行動ターゲティングである。

 しかも、その広告はその商品やサービスに興味がありそうな人だけに配信できるのである。

行動ターゲッティング広告も3種類がある。

・ビヘイビアターゲッティング
 過去のユーザの行動履歴によって興味・関心を推測し、適切な広告を配信する。

・リターゲティング
 自サイトを過去に訪問したことのあるユーザのみ広告を配信する。自社に何らかの興味を持ったユーザにアプローチできる。

・サーチリターゲティング
 自サイトを過去に検索エンジンで訪問したユーザに対して広告を配信する。

この3種によって活用方法が違うようである。

 この行動ターゲティング広告は、インタレストマッチhttp://ov.yahoo.co.jp/service/int/、マイクロアドhttp://www.microad.jp/などがやっています。

これからはSEO・SEMだけでなく行動ターゲティングが大きな広告の波となりそうだ。

Web Site Expert #20
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 本日のNHKスペシャルは、「ディジタルネイティブ~次代を変える若者たち~」というタイトルで、インターネットが子供のときに既に普及していた若者たちの感覚や行動を追うというスペシャルでした。

1.13歳でインターネットを駆使して全米で起業した少年

化学変化をカードゲームで楽しく学習できるゲームを作り出した少年。

若干13歳の少年である。

1年かけてゲームの要素を練り、カードのデザイン、説明書の編集をすべてネットから専門家を見つけ出し仕事を発注。
まさか、仕事を請けた側も13歳の少年だとは思っていなかったらしい。

そして、カードの販売をYouTubeなどの動画を使って宣伝する。

すべてがネットで仕事を完結させてしまう。この感覚はわたしにはないものだと思い知らされた。

彼らは、権威や人物の属性などは関係ないという。どのような能力があって、どのようなことができるのか、どんな内容を話すことができるのか。
ネットの世界ではそれが重要なことなのだという。

2.権威や社会的地位は関係ない

権威や社会的地位などその人の属性が通用しない世代。
今、企業はディジタルネイティブをどのように活用するのかということを真剣に考えているらしい。

ここでは、ネットベンチャーの「はてな」が事例として紹介されているが、はてな自体は昔から紹介されている企業で、企業としておもしろい会議方法、情報の共有方法をしている。
詳しく知りたい方は、「へんな会社のつくり方」という本が参考になるでしょう。でも、この本も2年前の本なので、今のはてなも変化していると思います。

はてなは、ウェブ進化論梅田望夫さんも非常勤取締役となっている。

確かに「はてな」はデジタルネイティブの感覚をうまく活かした会社だと思う。社員の年齢も20代と若く、そうゆう感覚がもともと備わって会社で働いているわけだから、いい意味で居心地もいいだろうと思う。

3.発展途上国のディジタルネイティブ

アフリカなどの発展途上国でもネットは発展していきている。今回は、SNSなどを利用してエイズ撲滅運動を展開する若者が紹介されていた。
これはリアル世界にも発展しており、200カ国以上の若者を動かすものであった。

現在は、NPO法人や社会企業家などを目指す若者が増えているという。その背景にはこうしたネットが持つコミニティを自在に使いこなす世代が動いているということだろう。
4.今回見て感じたこととして

NLPには「五感から感じた情報で、自分の世界をつくる」ということが言われている。

ブロードバンド化が進み、動画、音声などの五感で相手とコミュニケーションを取るツールが整ったことが一番の大きな要因であろう。

デジタルネイティブには、その感覚がすでに備わっている。

権威や社会的地位などその人の属性が通用しないというのは、メリットも大きいがデメリットもある。
わたしも、権威や地位などで人を判断するバイアスがない方がよいと感じる。そして、リアルな感覚からも得る情報は多いと思うので、その感覚が低下してしまわないかと危惧してしまうことがある。

もうひとつは、コミニティを作りやすい環境がネットに生まれてきたことである。

Web2.0と言われた時代にSNSなどのコミニティ活用がいろいろと叫ばれた。

ここに来てやっとその利用が促進されたきたと思う。それを動かしたのは個人であり、企業ではなかった。

逆にこうした個人の動きを、企業が取り込もうという活動が目立つようになってきた。

やはり、個人の活動が大きく社会に影響を及ぼす時代になったのだと思う。

わたしも、若いデジタルネイティブに見習うことはたくさんあると感じるのであった。

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

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近藤 淳也
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おすすめ度の平均: 4.5

1 はてなとカルトとの繋がりが問題となっています。
5 シリコンバレーにいらしゃるKさんへの手紙・・・
5 ものづくりの会社
4 はてなの本質を垣間見る
4 隠せないなら隠さない

売上がドカンと上がるキャッチコピー」の竹内さんが今年出版された本です。
印象としては、物販サイトを意識して書かれているようにも思いました。

広い意味でのBtoBサイトやサイト内で完結しないサービス業には当てはまらないこともあるかと思います。

この本の趣旨はこんな感じです。↓

1.とにかくお金をかけなければ集客できない

 現在のホームページで集客を考えるときに広告費用は必要である。この本の主張は、まったくお金をかけないで効率的にサイトを運営していくか、大きく広告費をかけていっきに集客をかけるのかどちらかであるといっている。
 
 最近は、検索連動型広告も単価が高くなり費用としては年々高騰するばかりである。

 もし、広告にお金をかけるならば、最初は少ない予算で費用対効果を測りながら始めて欲しい。
 そして、どのようなキーワードで、どのようなページからコンバージョンが発生するのかが十分にわかったら費用を上げていこう!

 ちなみに、この本ではSEOはあまり奨励されていない。
SEOはもっとも効率の悪い方法であるとバッサリである。
 
 まぁ、わたしはそう思わないが。。。

 でも、キーワードで1位になっても売れるかどうかは分からない。売れないキーワードで1位になってもしょうがないのである。
 
 キーワードの選定はとても大切である。

2.ネットで売れるもの売れないもの

これはあくまでこの本にかかれているものです。

ネットで売れるもの
・本・DVD・
・ブランド物
・オーダーメイド物
・お酒
・ホビー・玩具

ネットで売れないもの
・雑貨
・食品
・化粧品/健康食品
・スポーツ用品
・アパレル

3.人材は働いているか?

 もともとネット販売は大変な作業が多い。

 受注の確認メールは迅速に送らないといけない。さらに、発送メールやサンキュウメール、クレームメールなど対応しなければならないメールが多い。
 さらに、配送伝票や納品書、梱包なども属人的な要素も多い。

 これらの作業はある程度まとまってやるならシステム化することもできるが、受注が少ないときは、システム化する費用が圧迫してしまうだろう。

 しかも、この作業を効率化しても売上が上がるわけではない。
 もちろん、システム化して空いた時間にマーケティングを考えることも考えられる。
 そもそも梱包の要員が戦略的にマーケティングを考えられるというわけではない。それはもともと違う人材である。

 外注化するにしても気をつけたいことがある。ホームページ制作業とコンサル業、システム開発業はまったく役割が違う。
 
 だから、ホームページ制作業に「売上が上がらない」というのをボヤいてもそれはお門違いというものである。

ホームページはあくまで売上を上げるツールである。
最近、思うのはマーケティングの一部であってホームページありきではないのである。

だから、マーケティング戦略がないのにホームページを作成しても、何をどうすればいいのかわからない。

ホームページでバリバリ売上を上げていきたいのか、それとも小額の予算でお店に人を集められればいいのか。それは戦略が決めることである。

戦略がないホームページほど哀れなものはない。

御社のホームページがダメな理由―98%は死んでいる
竹内 謙礼
中経出版
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おすすめ度の平均: 3.5

1 コンサルは否定するのが仕事かな?
5 これは、踏み絵です。
1 中身のない本
5 リアルな話
4 的を射た内容

この本は、ウェブサイトで成功していると言われるサイトを研究した本である。この企業の中には大手企業の事例も掲載されている。

大手企業の事例があると、90%の中小企業は「大手だから参考にならない」と敬遠してしまう。

例えば、クロスメディア戦略でライフカードCMの「続きはWebで」や富士通のFMVのCMで「地底人は誰?」というCMをやったが、これはすべてテレビコマーシャルがなければできないわけではない。

クロスメディア戦略というものは、テレビCMをネットと結びつけるだけがクロスメディア戦略ではにないのだ。

この続きはWebでいう戦略はチラシからやってもいいし、パンフレットからやってもいいのだ。

賢人はどんなことからも学ぶことができる!
大手の事例はウチとは関係ないと思っても、実は学べることは多いのである。

経営の神様松下幸之助は講演で「ダム式経営」の話をしたときに、聴講者の人は「このオジサンは何をいってるんだ」といって失笑していたという。

しかし、そのとき30代だった稲盛和夫さんは松下幸之助氏の話を聞いて深い気づきを得たという。

そこから京セラグループが発展する歴史が始まったのであった。

とはいえこの本で出てくる事例は大手企業ばかりではない。
裸一貫から事業を起こした事例も多い。

1.ケンコーコム

今でこそ大手になったが、最初の試行錯誤はすさまじかったという。
2000万円を広告費にかけて70万円から売れなかったこともあるという。
しかし、次第にトライアンドエラーを繰り返すことで売れる法則がわかったという。

2.Oisix(オイシックス)

宅配事業で急成長しているOisix。

Oisixのサービスの定義は「期待を上回る驚きをお客様に与えること」である。

いくらネットのホームページがよくても、サービスがダメダメなら話にならないという。

3.ゴルフダイジェストオンライン

ゴルフ用品やゴルフ場の予約で急成長しているゴルフダイジェストオンラインの事例である。

なんと、ゴルフダイジェストオンラインのサイト平均滞留時間は21分だそうである。

普通の平均サイト滞留時間が7分というから驚異的な数字である。

私もいろいろなサイトの分析を見てきたが、やはりサイト滞留時間が多いサイトは売上が高い。

なんとゴルフダイジェストオンラインは、サイトのアクセスログを20人で鬼のように分析しているという。

4.インテリア雑貨のアンジェ

インテリア雑貨のアンジェはサイトとして楽天市場、Yahoo!ショッピングで数々のサイトを受賞しているサイトである。
アンジェで見習いたいことは、接客業を貫いていることである。
顧客のクレームメールには5分で返信するなどを徹底している。
独立系ECは、なんといっても信用が大切である。
リアルでの顧客との結びつきが、信用を支えているよい例である。

この本の事例をみて儲かるウェブサイトの基本がわかってきた。
それを独自の視点でまとめてみた。

1.大量の商品を置いてロングテールを目指す
ケンコーコムは商品点数が増えるたびに売上が上がった。
イーブックオフは最初から2000坪の倉庫を置いて勝負に出ている。
地道に商品点数を増やしていくことが大切だ。
まずはニッチ市場でNo.1を目指す。

2.徹底した顧客行動の分析
アクセスログ解析は「へぇーそうなんだツールではない」
なぜ、この時間帯が増えているのか。
なぜ、ほんとどのお客様が直帰していしまうのか。
アクセスログ解析は自分がほしい目標を達成するためのツールである。

3.リアルとネットの融合
ネットだけでサービスが完結する商売はない、サービスができていない企業はネットでやっても儲かるはずがない。

4.クロスメディアを意識したプロモーション
クロスメディアという言葉に惑わされてはいけない。チラシ、メルマガ、電話、FAXなどすべてがメディアと言ってもいい。
要は組み合わせられるものは、どんどん組み合わせていけばいいのである。

5.SEOは軽視していはいけない!SEOは意識したサイトづくり
SEOは落ち着いたという声も聞こえるが、SEOほど費用対効果のよいものはない。現在はリスティング広告をすぐ行う企業も増えているが、まずSEO対策に力を入れてもらいたい。まずは無料できるプロモーションをやって、その成果を確かめよう。

儲かっているWEBサイトは表面だけでなく、その内側をベンチマークすることが大切であることがわかる本である。

 

キラーウェブ 儲かるウェブの裏側

 

キラーウェブ 儲かるウェブの裏側

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前野 智純/株式会社エクストラコミュニケーションズ
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おすすめ度の平均: 4.0

4 経験値を上げる一助になってくれる一冊
4 成功を得るためには、多くの「事例」から学ぶ
5 本質をついた良書
5 本質論。
2 業界人にはありきたりの内容

 今週の週間ダイヤモンドは「儲かる会社のGoogle化革命」という特集記事でした。久しぶりに自分の思いを書いてみたいと思います。

1.Google化でいいのか?
Gmailはとてもすばらしいシステムだ。私も利用していている。メールを検索するときはとても強力で、キーワードでメールを瞬時にみつけてくれる。
しかし、Gmailも注意が必要だ。一時はGmailも急にアカウント停止になってしまうこともあった。だから、Gmailもいざというときのためにバックアップが必要である。

そして、現在はGoogleから社員が多く辞めているという。エンジニアには天国のようなGoogleがなぜ?
Googleも最近は、M&Aを繰り返し新サービスは起業を買収してできたものばかり。Google内のプロジェクトも、プロジェクトがかぶるものがおおく、似たようなプロジェクトが社内で混乱しているという。
また、Googleを辞めた社員によると、Gmailなどは毎週バグが見つかっており、システムを安定させるのに苦労しているという。
Googleという会社も大企業病になってしまったのか?

携帯のアンドロイドで新たな展開をみせてくれるのだろうか。

ただし、GoogleAppsは中小企業でも利用されていくだろう。サイボウズなどのグループウェアの対抗馬になりそうだ。導入やコストも安価である。
ただし、安定的なサービスになればの話であるが。

GoogleApps
http://www.google.com/a/help/intl/ja/index.html

2.オーバーチェアの検索連動型広告について
この記事では、オーバーチェアをやって儲かったという感じの記事になっているが、ことはそう簡単ではない。数年前ならオーバチェアも安価で広告が出せたが、今はいろいろなところ参入してキーワードの単価も高騰している。そのため広告のコストもバカにならない。費用かけたが、売上はいまひとつということもあるだろう。
逆にSEOなどは見直されている面がある。しかし、SEOも今はスパム対策がしっかりとしてきており、しっかりとしたコンテンツのあるページが好まれる。
確かにSEOは王道に回帰している。まだまだSEOを捨てたものではない。

3.中小企業に高度な情報システムはいらない
この記事の中で中小企業に高度な情報システムはいらないというのがアンケートの1位になっていた。

中小企業にもう省力化、効率化のITサービスを提供するだけではダメであろう。それは記事にもあったSaaSなどによってチープ革命が待っているだけである。
中小企業に必要なのは、ITによる売上を上げるというシステムであろう。そのためのサービスはネットにいくつも動き出している。神田先生の記事にもあったが、今度は事業コンセプトがしっかりしていくことが鍵をにぎる。
マーケティングはネットでやればある程度はできる。多くのお客を集められるかはコンセプト勝負になっているのである。
つまり戦略がしっかりしていないと、小手先の戦術では太刀打ちできないということであろう。

4.Google化をひっぱるのは30代から40代
この記事に出てくる社長をみると、30代から40代の社長が多い。やはりGoogle化を牽引するのは30代から40代だろう。自分としては、これらの年代が引っ張っていきたいという思いはある。
だからといって、Google化されていない起業が悪いわけではない。
あえてアナログで勝負するということもニーズはあるので、やはりコンセプトをはっきりさせることだと思う。

週刊 ダイヤモンド 2008年 9/27号 [雑誌]

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ダイヤモンド社

Gmailバックアップ

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デネット (2007-06-08)
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 今、インターネットにどれくらいの情報が存在しているのか。2002年にカリフォルニアバークレイ校が発表した結果では、ストレージに記録されているのは5エクサバイトの容量があったということだ。ちなみにメガ→ギガ→テラ→ペタ→エクサになる。そして、実際に通信上に流れている情報量は18エクサバイトだといわれている。
 これは地球上のひとりあたりで、5千冊分の情報が流れているということになる。

 ところで、あなたは5千冊分の処理を1日で処理しろと言われたらどうだろうか。つまり、現在のインターネットの情報量は人間の情報処理能力の限界を超えているのである。これを処理しようとすると人間の限界がくるわけである。
(だから、最近は仕事でキレる人がおおいのだそうだが)

だから、速読術が人気なのだろう。(いうわたしもフォトリーディングしているわけであるが)

 この本のタイトルであるインフォコモンズとは、「情報共有圏」と名づけられている。(佐々木氏の造語)情報は誰かが発信して、それを受け取る人で共有圏が生まれる。それが、どこまでの人で共有されるのか、業界全体、友達、地域の人たち。それとも国民的に認知されているのか。その共有圏の大きさによって「情報共有圏」の大きさは異なる。

 インターネットの登場によって、最も最適化された共有圏は「中間共同体(マジックミドル)」であると言っている。つまり、1対1で情報を共有するには狭すぎて、かといって国民全体が知っているような情報ではない。1対1なら手紙やメールでよい。国民全体が知りたいことはテレビが流す。その中間共同体の情報がインターネットには存在している。つまり、ブログやSNSなどの共同体だろう。

 Web2.0という言葉が2年前に踊った。そのときは私もウェブ2.0って何ですか?ということをよく聞かれた。しかし、今はそれを聞く人はだれもいないし、さらにweb3.0って何ですかという人もいない。

 Web2.0のときにブログやSNSというキーワードが登場した。しかし、ブログやSNSという相互接続性は一段落を迎えた。Web2.0によって情報はフラットになった。しかし、情報がフラットになりすぎると人は情報を選択することができない。「北京オリンピックで金メダルを取った情報」と、「近所の居酒屋の手作りコロッケがおいしいという情報」が等価になってしまった。どちらが重要であるかは人によって違う。近所に住んでいればコロッケの方が重要だという人もいるであろう。

 人はいろいろな中間共同体に所属している。会社、家族、地域、友達、趣味などいろいろである。つまり、自分がどこの所属したいのか、どこには所属したくないのか。だれにアクセスしてもらいたくて、だれにアクセスしてもらいたくないのか。それが効率的に出来ていくのかWeb3.0だといわれている。

 そのためには情報をさらにセマンティック化(意味づけ)していかなければならないだろう。セマンティックという概念はWeb2.0のころから言われていたことである。これはWebに意味のある情報をもとたせるものである。例えば、ブログの情報は誰が書いたのか、いつ、どんなテーマで書かれたものであるのかRSSという集約情報がつけられている。

 amazonのおすすめ商品は「他の人はこんな商品も買っています」とおすすめしてくれるが、試しにちょっと買ってみた商品でも同じような商品を何度も勧めてくれる。(正直、うっとうしいときもあります)

 しかし、本の書評など書いている人が信頼できるという場合ならどうだろうか。この人が勧めてくれるなら間違いないということがある。これが信頼(トラスト)である。そして、さらにその人をコミニティの中で友人にしていく。これが友情(フレンドシップ)である。
 これからのコミニティの形成には、情報→信頼→友情と関係につながっていくであろう。そして、そのコミュニティは相互に結びつきをもつ世の中になる。

 今までの共同体が崩壊したときに、新たな共同体が形成が生まれていくだろう。そして、インターネットがそれをより最適化してくれるに違いない。

それにしても、これからのコミニティはより複雑になっていくのだろう。

インフォコモンズ (講談社BIZ)
佐々木 俊尚
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4 ウェブ3.0の定義は「非集中化(デセントラライズ)した私」
2 何が言いたいのか良く分からない。
4 これからのウェブの将来性に期待させられる本です!

 Web進化論からの完結編として書かれたこの本は、梅田さんの執筆活動を一度締めくくる本とされています。本当はもっといろいろ書いて欲しいですが、しばらく執筆活動はされないそうです。

 この本は数々のビジョナリーな人の言葉を紹介しつつ、梅田さんのテイストを織り込んで5つの定理にまとめています。

1.アントレプレーナーシップ
 不確実な未来をどのように楽しむのか。その精神はどこから来るのだろう?失敗ということはあるのか?「失敗と言っても、たかだかスポーツの負けと同じ。」という精神は未知への一歩を踏み出す勇気になります。

2.チーム力
 世の中は複雑化した。複雑になりすぎた。だから一人ですべてをこなせる人はいない。Googleの創業者、セルゲー・ブリンやラリーページは天才であるが、すべてを一人でこなせるわけではない。Googleもエリック・シュミットというCEOを迎え、より強固になったといえる。

3.技術者の目
 シリコンバレーではエンジニアが一番かっこいい。そして、クリエイティブである。日本の学生のSE志望の少なさをみると、いかにSEという仕事が人気がないかわかる。(情報処理の講師をしていますので、学生と接する機会はあるのです)
「エンジニアはかっこよくない。」「仕事きつそう」というイメージがついている。そして、何よりも「クリエイティブでない」ことが大きいのではないかと思う。言われた仕様をたんたんとこなすだけのSEというイメージだ。それは確かに面白くない。
 どうすれば日本のエンジニアは変われるのだろうか?それを追求してみても面白い。

そして、アップルはスティーブ・ジョブスのもとプロダクト志向により完全に復活した。プロダクトにこだわることによりiPod、AirMacなどの数々のヒットを飛ばしている。すべては、プロダクトにこだわることで生まれたヒットである。そのためのエンジニアマインドは尋常ではなかっただろう。

4.グーグリネス
 グーグリネスとはグーグルらしさという意味である。グーグルはある意味「変な会社」である。今までの会社とは違う変な会社だと思う。

Google が発見した 10 の事実

 この理念はグーグルという会社を強くしていることは間違いない。一度でいいので目を通しておくといいだろう。

5.大人の流儀
 わたしも最近思うのは、若者へ希望を与えるにはどうすればいいのかということである。変化の激しいネット世界ではあるが、今までの経験が無駄になるということはない。若者にどんなメッセージを残したいのか。これから真剣に考えて生きたいと思う。
そして、「己は何者なのか?」自分のアイデンティティは何か?自分の使命は?よくそんなことを考える。セルフを決めたとき、一本芯の通った自分にしていきたい。

 感想としては、「梅田式勉強法」となっていますが、アントレプレーナーシップに満ちた人が読むにはよい本だと思います。もちろん、それ以外の人が読んでもおもしろいです。

この本の中で気に入った言葉

パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る by アンディ・グローブ

組織全体の神経を研ぎ澄ませて「変化の予兆」をを感得できるものだけが生き残る・・・。まさにその通りである。

ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
梅田望夫
文藝春秋 (2008/02/28)
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5 シリコンバレーという場所の背景
4 これまでとは似て非なる本
5 心で読む

前回の引き続きネット未来地図のまとめです。

日本のネットベンチャー
日本のネットベンチャーは歴史的な背景から3世代に別れている。

第1世代:孫正義(ソフトバンク)西和彦(前アスキー)などのジジィキラー。大企業を相手に大きくなった。
第2世代:楽天オン・ザ・エッジ(後のライブドア)サイバーエージェント。これらの企業は技術力よりは営業力で大きくなった。革新的なものを生み出したというわけではない。
第3世代:はてなミクシィゼロスタートコミュニケーション。いわゆるナナロク世代といわれる人たちが起こした会社。Web2.0の代表的な会社として取り上げられ、アイディアと技術力、企業姿勢なども評価されている。

Web2.0をどうやってお金にするか?
Web2.0には決定的な収益性が見いだせないというのが正直なところである。収益性をあげるための具体的な方法としては、以下のものしか考えられていない。

1.広告
2.有料課金
3.システムの外販

Googleがなぜ、あれほどの収益性をもっているのか?それはデータベースの規模と構造である。「世界のありとあらゆるものを検索する」という規模とAdWords,AdSenceといった構造である。ミクシィは、1000万人というユーザの規模を持っているが、それを収益に換える構造はこれからかんがえていかなければならないだろう。

Youtubeと動画の可能性
Youtubeのすごいところは、動画をパソコンで「見れる」ことである。ここで「見える」とは、楽しい、おもしろい、共有できるということも入っている。これがないと余程のことで動画をパソコンで見ようとは思わない。ネットの動画をどうやってお茶の間のテレビで見るかというのは今までの課題であった。しかし、Youtubeはそれを覆した。この本では「ネタ視聴」という言葉を使用している。
いまどき、友達にあのテレビ見た?という話題で盛り上がれることは少なくなってきた。しかし、あのYoutubeのネタ見た?というのは盛り上がれる。実際、ブログでネタについて書いている人はたくさんいる。

そして、日本ではニコニコ動画の存在が徐々に無視できなくなっている。ニコニコ動画は投稿した動画に視聴者が字幕を入れられるという仕組みである。これは、動画に 視聴者がCMを入れることもできるのである。これは革新的であり、新たなビジネスモデルの予感を感じさせるものである。

リスペクト
Googleが確立した無料経済。Googleのサービスはすべてが無料経済である。しかし、無料経済でどうやって収益を図るのかが問題である。それに限界を唱える説もある。無料経済に対して、新しい考え方が出てきたのがリスペクトである。これは簡単に言えば、「投げ銭」である。利用して、リスペクトを感じたらお金を払おうという考え方。これは、写真、動画、音楽などのコンテンツで収益を上げる仕組みになると思われる。

集合知
アルビントフラーは、第三の波で「プロシューマー」という言葉を作り出した。プロシューマーとはコンシューマーとプロデューサーを組み合わせた造語である。これはネットの世界で現実になってきており、音楽、動画、写真、文章、プログラムといったものは消費者が生産していくことで大量にネットに流通している。
クラウドソーシングという言葉を聞いたことがあるだろうか?クラウドソーシングとは、世界に存在する人々の力を借りて、それらの集合知をうまく取り入れることで製品開発やサービスを行っていくという手法である。「株式会社はてな」は、実際にユーザと話し合いの場を設けて新しいサービスを生み出したり、既存サービスの改善を図っている。

ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書 595)

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佐々木俊尚
文藝春秋 (2007/10/19)
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おすすめ度の平均: 4.5

5 社会学者とネット起業家
4 巧に切りとられた20のテーマ
4 いま何が注目されているか、を短時間で一通りチェック

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