SEO・SEMを考える

ちょっとネット広告の勉強をしてみた!!

1.検索ワードの変化

 オランダのonestat.comという調査会社によると、単ワードでの検索は減少しているということだ。2007年10月のデータによると、単ワードよりも2~3ワードで検索するユーザは4倍近いという結果が出ている。
 
 このデータからわかることは、最近のユーザは自分の求める情報に短時間に到達しようとする傾向があり、複数ワードを入力していると思われる。

 以前のようにビックキーワードだけで集客を集めるということだけでは、成約率につながらないようだ。

2.行動ターゲッティング広告とは?

 行動ターゲッティング広告とは、Webでの行動履歴や検索履歴を利用して、ユーザに最適な広告を配信する手法である。

 この行動ターゲティングの目的は、潜在顧客を顕在顧客に変えることである。

 SEMは、100人お店にきた人のうち3人買うところを10人にするのがSEMである。そして、行動ターゲティングは100人来る人を110人に伸ばすのが行動ターゲティングである。

 しかも、その広告はその商品やサービスに興味がありそうな人だけに配信できるのである。

行動ターゲッティング広告も3種類がある。

・ビヘイビアターゲッティング
 過去のユーザの行動履歴によって興味・関心を推測し、適切な広告を配信する。

・リターゲティング
 自サイトを過去に訪問したことのあるユーザのみ広告を配信する。自社に何らかの興味を持ったユーザにアプローチできる。

・サーチリターゲティング
 自サイトを過去に検索エンジンで訪問したユーザに対して広告を配信する。

この3種によって活用方法が違うようである。

 この行動ターゲティング広告は、インタレストマッチhttp://ov.yahoo.co.jp/service/int/、マイクロアドhttp://www.microad.jp/などがやっています。

これからはSEO・SEMだけでなく行動ターゲティングが大きな広告の波となりそうだ。

Web Site Expert #20
Web Site Expert #20
posted with amazlet at 08.12.07
技術評論社
売り上げランキング: 40608

ディジタルネイティブ~次代を変える若者たち~ NHKスペシャル

 本日のNHKスペシャルは、「ディジタルネイティブ~次代を変える若者たち~」というタイトルで、インターネットが子供のときに既に普及していた若者たちの感覚や行動を追うというスペシャルでした。

1.13歳でインターネットを駆使して全米で起業した少年

化学変化をカードゲームで楽しく学習できるゲームを作り出した少年。

若干13歳の少年である。

1年かけてゲームの要素を練り、カードのデザイン、説明書の編集をすべてネットから専門家を見つけ出し仕事を発注。
まさか、仕事を請けた側も13歳の少年だとは思っていなかったらしい。

そして、カードの販売をYouTubeなどの動画を使って宣伝する。

すべてがネットで仕事を完結させてしまう。この感覚はわたしにはないものだと思い知らされた。

彼らは、権威や人物の属性などは関係ないという。どのような能力があって、どのようなことができるのか、どんな内容を話すことができるのか。
ネットの世界ではそれが重要なことなのだという。

2.権威や社会的地位は関係ない

権威や社会的地位などその人の属性が通用しない世代。
今、企業はディジタルネイティブをどのように活用するのかということを真剣に考えているらしい。

ここでは、ネットベンチャーの「はてな」が事例として紹介されているが、はてな自体は昔から紹介されている企業で、企業としておもしろい会議方法、情報の共有方法をしている。
詳しく知りたい方は、「へんな会社のつくり方」という本が参考になるでしょう。でも、この本も2年前の本なので、今のはてなも変化していると思います。

はてなは、ウェブ進化論梅田望夫さんも非常勤取締役となっている。

確かに「はてな」はデジタルネイティブの感覚をうまく活かした会社だと思う。社員の年齢も20代と若く、そうゆう感覚がもともと備わって会社で働いているわけだから、いい意味で居心地もいいだろうと思う。

3.発展途上国のディジタルネイティブ

アフリカなどの発展途上国でもネットは発展していきている。今回は、SNSなどを利用してエイズ撲滅運動を展開する若者が紹介されていた。
これはリアル世界にも発展しており、200カ国以上の若者を動かすものであった。

現在は、NPO法人や社会企業家などを目指す若者が増えているという。その背景にはこうしたネットが持つコミニティを自在に使いこなす世代が動いているということだろう。
4.今回見て感じたこととして

NLPには「五感から感じた情報で、自分の世界をつくる」ということが言われている。

ブロードバンド化が進み、動画、音声などの五感で相手とコミュニケーションを取るツールが整ったことが一番の大きな要因であろう。

デジタルネイティブには、その感覚がすでに備わっている。

権威や社会的地位などその人の属性が通用しないというのは、メリットも大きいがデメリットもある。
わたしも、権威や地位などで人を判断するバイアスがない方がよいと感じる。そして、リアルな感覚からも得る情報は多いと思うので、その感覚が低下してしまわないかと危惧してしまうことがある。

もうひとつは、コミニティを作りやすい環境がネットに生まれてきたことである。

Web2.0と言われた時代にSNSなどのコミニティ活用がいろいろと叫ばれた。

ここに来てやっとその利用が促進されたきたと思う。それを動かしたのは個人であり、企業ではなかった。

逆にこうした個人の動きを、企業が取り込もうという活動が目立つようになってきた。

やはり、個人の活動が大きく社会に影響を及ぼす時代になったのだと思う。

わたしも、若いデジタルネイティブに見習うことはたくさんあると感じるのであった。

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

posted with amazlet at 08.11.10

近藤 淳也
翔泳社
売り上げランキング: 71430

おすすめ度の平均: 4.5

1 はてなとカルトとの繋がりが問題となっています。
5 シリコンバレーにいらしゃるKさんへの手紙・・・
5 ものづくりの会社
4 はてなの本質を垣間見る
4 隠せないなら隠さない

御社のホームページがダメな理由 竹内謙礼

売上がドカンと上がるキャッチコピー」の竹内さんが今年出版された本です。
印象としては、物販サイトを意識して書かれているようにも思いました。

広い意味でのBtoBサイトやサイト内で完結しないサービス業には当てはまらないこともあるかと思います。

この本の趣旨はこんな感じです。↓

1.とにかくお金をかけなければ集客できない

 現在のホームページで集客を考えるときに広告費用は必要である。この本の主張は、まったくお金をかけないで効率的にサイトを運営していくか、大きく広告費をかけていっきに集客をかけるのかどちらかであるといっている。
 
 最近は、検索連動型広告も単価が高くなり費用としては年々高騰するばかりである。

 もし、広告にお金をかけるならば、最初は少ない予算で費用対効果を測りながら始めて欲しい。
 そして、どのようなキーワードで、どのようなページからコンバージョンが発生するのかが十分にわかったら費用を上げていこう!

 ちなみに、この本ではSEOはあまり奨励されていない。
SEOはもっとも効率の悪い方法であるとバッサリである。
 
 まぁ、わたしはそう思わないが。。。

 でも、キーワードで1位になっても売れるかどうかは分からない。売れないキーワードで1位になってもしょうがないのである。
 
 キーワードの選定はとても大切である。

2.ネットで売れるもの売れないもの

これはあくまでこの本にかかれているものです。

ネットで売れるもの
・本・DVD・
・ブランド物
・オーダーメイド物
・お酒
・ホビー・玩具

ネットで売れないもの
・雑貨
・食品
・化粧品/健康食品
・スポーツ用品
・アパレル

3.人材は働いているか?

 もともとネット販売は大変な作業が多い。

 受注の確認メールは迅速に送らないといけない。さらに、発送メールやサンキュウメール、クレームメールなど対応しなければならないメールが多い。
 さらに、配送伝票や納品書、梱包なども属人的な要素も多い。

 これらの作業はある程度まとまってやるならシステム化することもできるが、受注が少ないときは、システム化する費用が圧迫してしまうだろう。

 しかも、この作業を効率化しても売上が上がるわけではない。
 もちろん、システム化して空いた時間にマーケティングを考えることも考えられる。
 そもそも梱包の要員が戦略的にマーケティングを考えられるというわけではない。それはもともと違う人材である。

 外注化するにしても気をつけたいことがある。ホームページ制作業とコンサル業、システム開発業はまったく役割が違う。
 
 だから、ホームページ制作業に「売上が上がらない」というのをボヤいてもそれはお門違いというものである。

ホームページはあくまで売上を上げるツールである。
最近、思うのはマーケティングの一部であってホームページありきではないのである。

だから、マーケティング戦略がないのにホームページを作成しても、何をどうすればいいのかわからない。

ホームページでバリバリ売上を上げていきたいのか、それとも小額の予算でお店に人を集められればいいのか。それは戦略が決めることである。

戦略がないホームページほど哀れなものはない。

御社のホームページがダメな理由―98%は死んでいる
竹内 謙礼
中経出版
売り上げランキング: 52757
おすすめ度の平均: 3.5

1 コンサルは否定するのが仕事かな?
5 これは、踏み絵です。
1 中身のない本
5 リアルな話
4 的を射た内容