富士通の社内SNSの利用

 日経ビジネス2007.2.19号の特集は「求む!話せる上司 ~”仮面職場”に立ち向かえ~」です。入社3年以内の若者の転職は35%以上に達しているという。仕事に追われて部下の指導に手が回らない上司。それに失望する若手。若手は「物分りがいい部下の仮面」をかぶっているという。殺伐とした職場の人間関係は、最近になって多く聞かれるようになってきた。
 成果主義では、部下の指導をしても自分の給与には跳ね返ってこない。ましてや、自分の仕事が滞ったら、減給にもつながってしまうであろう。それを見た若手は失望しても仕方がないのではないか。そこを企業がどう乗り越えるのか、対応できる企業とできない企業で今後の明暗が分かれそうである。ここで、富士通グループの社内SNSの利用が記事で紹介されていました。(以下、引用)

 

富士通の社内SNSでは、グループ社員と友人関係を結んだり、他人の日々の日記にコメントができる。実名が分かる点こそ違え、使い勝手は国内最大のSNS「mixi」にかなり近い。
 情報共有を目的として社内SNSを導入する企業は増えており、それ自体は珍しくない。しかし内容は、業務日報の公開や新規事業の議論など、あくまで業務の範疇。社命として利用を促された手前、そうせざる得ない。
 だが、富士通の場合は全く違う。「8kg痩せるぞ!」という日記に、「頑張れー」というコメント。グルメ関連コミニティーには「昨日この店に行きました!」という書き込み。
 もちろん業務に関連した話題もあるが、グルメやダイエット、旅行といった、ミクシィさながらの実にざっくばらんとした内容が多い。実はこのSNS、富士通が会社として公式に用意したものではなく、言わば社内LANの中にできた「勝手サイト」。会社として利用を奨励したことは一度もないのだ。
 発端は、グループウェアの富士通ソフトウェアテクノロジーズ(FST)が新製品として開発した社内SNSを、一部の社員にテスト目的で利用したもらったことだった。その一部社員が、グループ内の他の社員をSNSに誘い、草の根で利用は広がっていった。
 2005年11月のオープンから一年後には参加者が6000人を突破。今では7000人以上のグループ社員が参加する、国内最大の「社内ミクシィ」に成長した。利用者の8割は、やはり20~30代のミクシィ世代だ。

 社内SNSは最近よく聞かれるようになってきた。しかし、経営者は遊びでシステムに費用をかけることに躊躇う。そこでSNSにグループウェア機能をつけるという方法で導入するケースが多くなってくる。しかし、本来SNSというものはそういうものなのだろうか?この富士通のケースも社内のインフォーマルなシステムから発足している。企業が遊びの部分も認め、インフォーマルにシステムを利用を許す風土がなければSNSの普及も難しいのではないかと思う。最近はmixiも社内の同僚が多くなっているので、うかつなことを書けないということも聞いたことがある。
 最後にFSTの事業部長を務め、社内SNSの開発責任者のコメントが全てではないかと思う。

「なんだ、遊びじゃないかと思われる話題も確かに存在する。ただ、そういう交流を通じて人と人がつながることが大事。何気ないところで価値観が共有できれば人間関係も強くなり、強い会社ができる」と語る。

気まぐれコンセプトクロニクル

974ページある「気まぐれコンセプトクロニクル」完全に読み終わるには丸4日間かかるそうです。(スピリッツの連載より)1984年から2007年までの連載を一挙にコミック化ですから。
「そんな時代もあったねと~♪」(時代 by中島みゆき)の歌が頭に流れながら、読んでます。 ここでは最後の「広告業界専門用語辞典」から少し紹介してみたいと思う。

【キムタクでも主演にしない限り】
番組企画の質の低さのバロメーターとして、よく使われる言葉。

【これからはネットの時代です】
ネット普及の過渡期に、とりあえず言っとけ的に使われた言葉。マーケが数撃った「これからはXXの時代です」という鉄砲のうち、たまたま当たった一発。

【宿題として持ち帰らせていただきます】
夕方、合コンの予定があって、早く帰りたいのに、得意先から引き留められたときにしばしば使われる表現。「こっちは早く帰りたいんだ、バカ」と同義。

【ブラッシュアップしてまいります】
しょうもない企画をプレゼンして、クライアントにダメ出しされてしまったときに繰り出す営業用語。「今日のところはおとなしく引き下がるが、どうせウチの制作はバカばっかりでこれ以上よくなりっこないんだから、今度持ってきたときは腕ずくでOKして貰うからな」という意味の簡略表現。

【お待ちしておりました】
ウザい得意先の「飲みに行こうという誘いを断って彼女と食事に行った先で、ばったりその得意先に遭遇してしまった場合に使うと有効な切り返し。

【約束はしましたが守るとは言ってません】
1980年代後半、某代理店の実在の営業マンが得意先に面と向かって言ったとされる、広告業界では伝説と化している言い逃れの名文句。2007年2月公開の映画「バブルへGO!!」で阿部寛が口癖のようにこの台詞を使っているのは、ここからの引用。

【いつもお世話になります】
社会人が、お得意先、またはお気に入りのAV女優と出会ったときに使う、基本的挨拶。

ホイチョイ・プロダクションズ
小学館
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5 30歳以下の若者も、30歳以上のオッサンも必読
3 むむむむむ
4 やっぱりバブル期は凄かった…?

メジャーリーグの選手はiPodがお好き?

メジャーリーグの選手はiPodが好きだ。というと、遠征中の移動で音楽か映画でも見てるんでしょ?と思うかもしれない。確かに、メジャーリーグは移動距離も長いし音楽や映画を見ている選手もいるでしょう。でも、今は違う目的で使用することが多くなっているというのだ。以下、週間文春2月22号「大リーグ養成コラム」より。

いまはどのチームも専従のビデオ映像スタッフを雇い、データを管理・編集するようになった。試合前に、対戦相手の下調べをするために、選手がコンピュータに向かって「予習」する光景が日常化したのである。

  グウィン(選手名)のビデオ・テープの時代から比べると大リーグにおけるビデオ映像技術は格段に進歩したが、昨季、技術革新を一段上のレベルに高めたのがロッキーズだ。選手全員に対戦相手の映像データを収録したiPodを配布するようになったのである。ロッキーズの選手達は、レストランで料理が運ばれるのを待つ間も、iPodを使って対戦相手の研究に勤しむようになったという。

今では、メジャーリーグの選手までiPodで相手チームの研究までするようになったのである。以前、AERAの記事でお医者さんが、外科手術のビデオをiPodでみて勉強しているという記事も読んだことがある。日本では音楽プレイヤーとしてイメージがあるiPod。しかし、これからは音声だけでなく動画によるコンテンツが拡大していく予感がするのだ。専門的な分野だけでなく、資格の勉強、英会話、カルチャーなどのコンテンツを電車などで見ているビジネスマンも多くなるだろう。

Web進化論の梅田望夫さんは、日本に移動する飛行機の中で「司馬遼太郎全講演」のCDをiPodに入れて聞いているようです。私も聞いてみようかなと思っています。あ、文庫本も出てますけどね。