カテゴリー 3月, 2007

「なぜ、微分積分を勉強しなければならないの?文系に進めば、そんなもの学んだって、何の役にも立たないじゃない」と、子供から訊かれて、あなたはどう答えますか?という文章で始まる。著者は「リング」「らせん」などのホラー小説を書いている鈴木光司さんです。鈴木さんは作家になる以前に、塾の講師や家庭教師をしていました。そして、自分の娘たちにも勉強を教えていたそうです。
 私自身が思うに、「役に立たないから勉強しない」というのは短絡的すぎるのではないでしょうか。微分積分も必要だから考え出されたのであり、微分積分がないと現在の人類の未来はなかったでしょう。しかし、自分も大学生のときは「哲学」というものに意味があるのかどうかもわかりませんでした。理系だったので文系の科目にあまり興味が持てなかったというのもあります。しかし、この本を読んでみて哲学も科学と密接に関係があることを思い知らされました。以下、引用。

たとえばカントは、人間の認識の中にある「アプリオリ」なもの(生まれたときに既にもっていたもの)は、どのように成立したかと考えました。しかし、カントの生きた18世紀には、このような問題は神にかかわるものであり、神は人間の経験を超えた存在である以上、これを論じることはできないと、判断を保留したのです。判断を中止することを、哲学用語では「エポケー」といいます。
 しかし、時代は進み、科学文明が発達すると、かつては神の領域にあったものに対して、光が当たり始めます。人間の認識の中にある「アプリオリ」なものの形成が、進化論、遺伝学、分子生物学、動物行動学、量子力学、相対論、言語分析など、科学的な手法によって、ある程度明らかにされてきたのです。ですから、科学を知ることなしに、人間の本性を考えたり、哲学を論じるのは不可能ともいえます。ギリシャ時代から、哲学者はイコール物理学者、数学者でもあったのですから、考えるまでもなくこれは当然のことなのです。

鈴木さんは、自分の娘たちに勉強する意味を徹底的に教えたといいます。

さらに、この能力は、小金を稼ぐためにのみ役立てるべきではありません。社会に貢献し、人類が進歩するための貴重な一助となるためにこそ、能力をたかめなければならない

 自分も微力ながら、社会に貢献できればよいなと思っております。

なぜ勉強するのか?
なぜ勉強するのか?
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鈴木 光司
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5 “生きるためのスタミナ”をつける
5 こどもに是非伝えたい
5 世の中のすべての困難に対処できる力

 ここ2,3年でテレビのコンテンツはおもしろくないと思うようになってきた。まったく、テレビをみないわけでもないが、特定のテレビ番組だけしっかり見たいと思うようになった。以前のようにだらだらテレビを見ることが少なくなった。はっきり言って、テレビは視聴者のためにテレビ番組をつくっているわけではない。民放は特にスポンサーがいるから成り立つので、どうしてもスポンサー寄りになることが多い。つまり、視聴率をかせぎたいわけである。今回の「あるある発掘大辞典Ⅱ」の捏造問題も結局は視聴率がほしかったから起こった事件である。その視聴率もどこまで信憑性があるのかもわからない。そんなテレビに無駄に時間を費やすのがむなしくなってしまった。

YouTubeでは「メントス&コーク」というCMがおもしろい。以下、この本から引用。

はじまりは、Eepybordと名乗る米国の男性2人組が行った実験だった。これは、2リットル入りのダイエットコークに4粒のメントスキャンディを入れる と、噴水のようにコーラが噴出すというものである。(中略)メントスの製造元であるパーフェティ・バンメレは年間におよそ2000万ドル(22億円)の広告費をかけているが、今回の大ブームで1000万ドル(110億円)分の宣伝効果があったとみなしているという。(中略)このビデオの広告枠をメントスの製造元であるパーフェッティ・バンメレが買い上げ、Eepybirdには3万ドル(約350万円)以上の広告収入が支払われたというのだ。

この前、テレビでも紹介されたが以下の映像もおもしろい。Mattさんというニートだった男性が、世界各地を旅行して現地でダンスしているのをビデオに収めた。これを投稿したところ、おもしろいということで話題になった。それを企業のStrideが協賛するという形になっている。YouTubeで「Dancing Matt」を検索するとすぐ出てくる。最近では、ネット動画をテレビで紹介する奇妙なことも起こっている。

また、この本ではネットの動画CMについて次のように書かれている。

前出の「テレビCM崩壊」でも、広告の新しい3つの役割として「消費者に主導権を与える」「消費者に製品を説明する」「消費者に参加してもらう」ことを挙げている。この本の監修者である織田浩一さんに「メントス&コーク」のような消費者が生成するコンシューマー・ジェネレーテッドコマーシャル(CGCM)を企業側から仕掛けていく可能性について聞いてみた。織田さんによれば、これらの手法は「オープンソースマーケティング」と呼ばれ、すでに米国では導入に乗り出した企業も多く、十分に成立しうるとのことだった。

日本ではメディアのCMが話題になることはあっても、コンシューマー・ジェネレーテッドのCMが少ないように思う。これからは日本でもCGCMをもっと加速していけるような気がする。

YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ
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5 Youtubeについて、一通り分かります
1 内容に何の意味があるのだろう
3 内容が薄い

Yahoo!スタッフブログより

Yahoo!の検索エンジンであるYSTのインデックスがフルアップデートされているようです。以下、ブログより引用。

YSTでは、機械学習や自然言語処理技術を用いたコンテンツ解析、その他機能の研究開発に注力しており、それをインデックス全体に適用することで、検索結果が大幅に改善されます。当然それには順位変動を伴いますが、その影響を考慮して、今回から、実験的に実施報告をこの場で行っていきたいと考えています。

 これでYSTによる順位変動がどう変わっていくのか、みていく必要があるようです。特に日本はYahoo!の依存率が高いので影響も大きいでしょう。Yahoo!もGoogleの技術に追いつき追い越せということで、更新を行っていくらしいです。

 先週の金曜日(2月23日)ですが、「OpenPNEではじめる自作SNS入門」という1日のセミナーに行ってきました。講師の方は「OpenPNEではじめる自作SNS入門」の著者である上田修子さんです。10:30~16:30のセミナーでした。場所はちよだプラットフォームです。このビルにはSNS「ちよっぴー(http://www.sns.mm-chiyoda.jp/)」の事務局もあるようです。実習ではなく講師の説明を聞くというものです。OPEN PNEの機能はmixiとほぼ同じなので、mixiを知っていれば機能とか設定とかはほとんどわかってしまいます。セミナー内では、インストールとか設定のほかに運用方法などの事例なども聞けたのでためになりました。
 OPEN PNEはオープンソースのSNS構築ソフトウェアです。当初GPLだったのですが、PHPライセンスに変更されたそうです。開発は手嶋屋(http://www.tejimaya.com/)さんが行っており、よくも悪くも手嶋屋さんしだいだそうです^^
 OPEN PNEの2.x系は言語ファイルを切り分けることができず、テキスト部分がハードコーディングされている状態だそうです。ver3から切り分けるらしいですが、言語ファイルが切り分けてもらえるとカスタマイズが楽そうですね。
 あとは、文字コードはutf-8で、MySQLは4.0系か4.1系のどちらかだそうです。MySQLでもutf-8が利用できる必要があるそうです。レンタルサーバ選びは考えなければいけませんね。プラグインという機能はなく、拡張性に乏しいというのが難点でしょうか。
やっぱり、実際に運営するといろいろ大変なことも出てくるんでしょうね。その変のノウハウはまだないです(>_<)

OpenPNEではじめる自作SNS入門
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5 自分でSNSを運営してみたいと思う方、是非、読んでください。
2 読者対象が中途半端
5 わかりやすいです