コールドリーディング 石井裕之

コールドリーディングとは、事前の準備なしに、その場で相談者を占うことである。しかし、これは騙しのテクニックではない。信頼のさせ方を学ぶテクニックです。

コールドリーディングを行う4つの心得があります。

コールドリーディング4つの心得

その1:当てているのではなく、解釈しているのだという姿勢を持つ

 ひとは心を覗かれてうれしい人がいない。当てることが目的でなく、相手を解釈することである。l

その2:相手がしゃべりたがっていることをしゃべらせる

 相談者が一番興味があるのが・・・自分のことである。
 自分の話を十分に聞いてもらって満足すると、ようやく相手の話を聞こうという余裕が出てくるのです。傾聴はとても大切。

その3:相手が聞きたがっていることを話す。

 「この相談者は、私に何を言って欲しいと思っているのだろう?」と考える習慣が大切である。相談者は聞きたかったことを言ってもらって、はじめてアドバイスを聞こうという余裕も生まれてくるものである。

その4:ただひとりの特別な存在としての相手に、驚きをもって接する

 「あなたの目の前のその人がどんな人であれ、その人は、ただひとりの特別な存在なのだということ。雪の結晶ほどに無数の人間が存在しているとしても、どこを探しても、この人は、ここにいるこの人ただひとりだけなのだということ。」

一期一会・・・ラポールのもっとも大切なことです。

コールドリーディングの基本はストックスピール

 ストックスピールとは、誰にでも当てはまるような漠然としてことを、あたかも相談者の個人的な事実を言い当てたかのように提示するテクニックである。

ストックスピールの技法は3つの心理傾向に基づいている

1.具体化の原理
 漠然として情報を、人は具体的に置き換えて理解しようとする原理

2.補完の原理
 人は中途半端な状態が心地悪く、無意識に自分でそれを補って完結させようとする
 例えば「お住まいは・・・」と聞いても、だれもが自分の住んでいる場所をすんなり教えてくれる。

3.主観の原理
 人は他人の話を、自分のことに当てはめながら聞いている。
 「クライアントに母親の話をさせたければ、自分の母親の話をすればいい」

しかし、このコールドリーディングは意識しながらやるとやたらぎこちなくなる。意識して次の言葉が出てこないことも。

そこで、この本ではライトハンドシステムという方法を紹介されている。それは・・・本を読んでみて。

このライトハンドシステム・・・とても覚えやすい。すぐに覚えられる!

この本を読めばコールドリーディングがすぐに覚えられるような気がする。

しかし、本を読んでも実践してみないとダメですね!

コールドリーディング~ニセ占い師に学ぶ! 信頼させる「話し方」の技術 (FOREST MINI BOOK) (FOREST MINI BOOK) (FOREST MINI BOOK)
石井 裕之
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5 実践的かつ簡単
3 大変よくまとまっている
4 人の信頼を得る話し方を分かりやすく理解し、実践するためのアイデアを与えてくれる良書
5 コールドリーディング実践編
5 今すぐ出来るコールドリーディング

3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術 マーク富岡

この本を例えるなら、「ユダヤ人大富豪の教え」ならぬ「ユダヤ人交渉術の教え」というべき本だろう。

 著者はマーク富岡さんという方であるが、世界76カ国を周り世界中の人とビジネスをして交渉している日本人である。日系2世とかでもない。じゃ、なぜマークなのか。その話もあとがきに書いてある。

 外国人との交渉というと、押しが強いという印象だ。事実、アメリカ人は特にそうらしい。マーク富岡さんも、それに負けない交渉をしていたが、ドイツに交渉に赴いたときに、ユダヤ人のマイヤー氏と交渉を行う。そこでは、マーク氏が今までに経験したことがない交渉が待っていた。

 ユダヤ人のマイヤー氏は、交渉でまず相手に話をさせて、それを論理的に図にあらわしていったそうである。そして、それをひとつひとつ確認しながら、自分の意見と事実を区別しながら話していった。
 
そんな交渉術にマーク氏は魅せられ、交渉が終わってから食事をしながら、マイヤー氏に聞いたそうである。

交渉の極意を教えていただきたい

マイヤー氏は、マーク氏に一冊のノートを手渡した。

これに私の交渉の極意が書いてある。明日のフライトまでに貸してあげよう

マーク氏は、1日でむさぼるように読んで、メモを取ったそうである。

それがこの本のネタ元になっているらしい。

また、国別の交渉術の違いもあっておもしろい。

 交渉は戦争ではない。圧倒的に勝ってもあとにしこりが残っては後のビジネスに影響が出る。

 ゆずれないところはゆずる必要はないが、譲歩できるところは譲歩も必要である。それを事前に明確し、紙に書いてからマーク氏は交渉に臨むという。
 日本では交渉はあうんの呼吸で行われることが多いが、これからのグローバリゼーションでは通用しないということであろう。

3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術
マーク富岡
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5 交渉相手には読ませたくない程の内容に危機感
4 ユダヤ人じゃなくても…
5 とても読みやすい交渉ノウハウ本
5 とても刺激的な活躍
2 コミュニケーション技術

自助論 Self Help サミュエル・スマイルズ

サミュエル・スマイルズのSelfHelpは明治4年に中村正直によって「西国立志編」として出版された。この「西国立志編」は、福沢諭吉の「学問のすすめ」と並んで100万部ほど売れたという。

 明治4年といえば、まだ明治維新が始まったばかりであり、時代の波が大きく変わろうとしているときである。その時代の波が大きく変わろうとしているときに、「天は自ら助くる者を助く」という精神が日本でも受け入れられた。
 
 今も時代の波が大きく変わろうとしている。そのときに、また自助の精神が必要になったのであろう。やはり、王道は何年たってもかわらない。自助の精神の王道がここにある。

目次
第1章 人生は自分の手でしか開けない!
第2章 雨霜に打たれてこそ若芽は強く伸びる!
第3章 人生の転機を見抜く才覚、生かす才覚
第4章 向上意欲の前にカベはない!
第5章 自分の使命に燃えて生きる!
第6章 実務能力のない者に成功者なし
第7章 楽をするには汗をかけ!
第8章 最高の知的素養は一日の仕事から生まれる
第9章 人生の師・人生の友・人生の書
第10章 人格は一生通用する唯一の宝だ!

 サミュエル・スマイルズがこれを書いたときに、英国は「日の沈まぬ国」と言われた。その自助の精神が国を富めるものにした。
 
 日本も一度は、世界に誇る経済大国になった。
 しかし、その火は少しずつ勢いを失っていく。

 自助の精神が消えつつあるのだ。勤勉であるか?節制に勤めているのか?
 今一度、自分に問い詰めてみたい。

国が、行政が、役人が。。。人のことを言う前に、自助の精神を鍛えるのだ!

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