やっぱり仕組みを作った人が勝っている 荒濱一 高橋学

 実はこの本を買ってみたのは、S先生が時々紹介するスーパーアフィリエーター古澤さんの事例が載っていたからである。では、古澤さんとはどんな偉業をされた方なのだろうか。

 古澤氏は、勤めていた会社のプロジェクトを失敗してリストラを言い渡されたことがあるそうだ。でも、なんとか会社に残って上司に嫌味を言われながら働いていたという。

 そのときに、ある情報誌で、自宅で月に数十万を稼ぐアフィリエーターがいることを知った。
 そこで、すぐにブログを開設してクレジットカードのアフィリエイトを貼ってみた。それが2005年の1月のことであった。

 そして、なんと2週間後ぐらいにはじめて成果が出始めた。最初の報酬は1600円。上司には下げたくない頭を下げて働いていたのに、勝手に稼ぎが入ってくるようになった。その可能性に気づいた瞬間だったという。

 その後、古澤氏は1週間寝る間を惜しんで勉強に勉強を重ねたという。

 ある結論に達した。

 「アフィリエイトビジネスで成功する秘訣はSEOだと。」
 
 アフィリエイトは1にも2にもアクセスがないと始まらない。その成功の鍵がSEOなのだ。

 そして、古澤さんが膨大なアフィリエイトがみて、さらに気づいたことがあった。その当時は、なんとなくバナーを並べているだけというサイトが多かった。
 そのとき古澤氏は思った。

 「こいつら甘ちゃんだなと。オレの意図をまったく理解せずに作っているなと。」

 そこで、古澤氏はこれに対抗するため「情報サイト」を作ろうと思い立った。「知りたい」「解決したい」という欲求にその場で答えられるような情報サイトである。

 バナーとか宣伝っぽく見えるものはいっさい置かなかったという。人間はそれを見た瞬間に引いちゃうからと。

 これは「影響力の武器」という本に出てくる「好意の返報性」というものである。
 「好意の返報性」とは、人は無償で教えてくれたことに対して、恩返しをせずにはいられなくなるというものである。

 古澤氏のサイトは、非常に高い確率でクリックされ、高いコンバージョン率をもっているという。

 古澤氏は始めて3ヶ月で月に100万円、半年で400万円、1年後には1000万円、ピーク時には1400万円を稼ぐようになった。

 現在、古澤さんは自身でもSEOのセミナーを開いており、SEOに関しては日本で1,2を争う知識を持っている。

 そして、古澤氏は自宅の高層マンションから東京の景気をながめ、自分の目標を紙に書き、それを繰り返し声に出して読んでいるという。いわゆるアファメーションだ。

 これを読むと、わしもやる気が出てきた!(実は情熱大陸のテーマ曲を聴きながら書いてたから余計ね^^)
 

やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (Kobunsha Paperbacks Business (019))
荒濱 一 高橋 学
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3 仕組みの体系に分かりやすい「標準化」が必要か
3 レビュー「以下の面々」 に同感。
5 読み手目線の書き方に好感
5 第3弾はどうなるのか期待
5 内容の厚みを増した

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5 もやもやを視覚化
5 人間の社会的行動
5 1章毎に本1冊分の価値がある
5 影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブルと一緒に読む
5 マーケティング施策への応用

儲かる会社のGoogle化革命 週間ダイヤモンド

 今週の週間ダイヤモンドは「儲かる会社のGoogle化革命」という特集記事でした。久しぶりに自分の思いを書いてみたいと思います。

1.Google化でいいのか?
Gmailはとてもすばらしいシステムだ。私も利用していている。メールを検索するときはとても強力で、キーワードでメールを瞬時にみつけてくれる。
しかし、Gmailも注意が必要だ。一時はGmailも急にアカウント停止になってしまうこともあった。だから、Gmailもいざというときのためにバックアップが必要である。

そして、現在はGoogleから社員が多く辞めているという。エンジニアには天国のようなGoogleがなぜ?
Googleも最近は、M&Aを繰り返し新サービスは起業を買収してできたものばかり。Google内のプロジェクトも、プロジェクトがかぶるものがおおく、似たようなプロジェクトが社内で混乱しているという。
また、Googleを辞めた社員によると、Gmailなどは毎週バグが見つかっており、システムを安定させるのに苦労しているという。
Googleという会社も大企業病になってしまったのか?

携帯のアンドロイドで新たな展開をみせてくれるのだろうか。

ただし、GoogleAppsは中小企業でも利用されていくだろう。サイボウズなどのグループウェアの対抗馬になりそうだ。導入やコストも安価である。
ただし、安定的なサービスになればの話であるが。

GoogleApps
http://www.google.com/a/help/intl/ja/index.html

2.オーバーチェアの検索連動型広告について
この記事では、オーバーチェアをやって儲かったという感じの記事になっているが、ことはそう簡単ではない。数年前ならオーバチェアも安価で広告が出せたが、今はいろいろなところ参入してキーワードの単価も高騰している。そのため広告のコストもバカにならない。費用かけたが、売上はいまひとつということもあるだろう。
逆にSEOなどは見直されている面がある。しかし、SEOも今はスパム対策がしっかりとしてきており、しっかりとしたコンテンツのあるページが好まれる。
確かにSEOは王道に回帰している。まだまだSEOを捨てたものではない。

3.中小企業に高度な情報システムはいらない
この記事の中で中小企業に高度な情報システムはいらないというのがアンケートの1位になっていた。

中小企業にもう省力化、効率化のITサービスを提供するだけではダメであろう。それは記事にもあったSaaSなどによってチープ革命が待っているだけである。
中小企業に必要なのは、ITによる売上を上げるというシステムであろう。そのためのサービスはネットにいくつも動き出している。神田先生の記事にもあったが、今度は事業コンセプトがしっかりしていくことが鍵をにぎる。
マーケティングはネットでやればある程度はできる。多くのお客を集められるかはコンセプト勝負になっているのである。
つまり戦略がしっかりしていないと、小手先の戦術では太刀打ちできないということであろう。

4.Google化をひっぱるのは30代から40代
この記事に出てくる社長をみると、30代から40代の社長が多い。やはりGoogle化を牽引するのは30代から40代だろう。自分としては、これらの年代が引っ張っていきたいという思いはある。
だからといって、Google化されていない起業が悪いわけではない。
あえてアナログで勝負するということもニーズはあるので、やはりコンセプトをはっきりさせることだと思う。

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自伝ドクター苫米地「脳の履歴書」 苫米地英人

 今すごい勢いで本を出す人が二人いる。勝間和代さんとこの苫米地先生だろう。苫米地先生の本はいくつか読んだことがあるのですが。。。実際どうゆう人かというのはあまり知りませんでした。まぁ、オウムの洗脳を解いた人ということぐらいしか認識していませんでした。それが、この本でドクター苫米地の履歴初公開なのです。

1.中学のときに父の転勤で米国へ
 中学のときに父の都合で米国へ転勤した。そのときに飛び級で高校3年のクラスに入っていたという。そして、数学だけは大学でのカリキュラムで編微分を学んでいたという。
 そして、高校になって日本の高校に入ったがついていけなかったという。なぜなら、高校は受験のため計算の速さを競うようになっていたからである。それでもすぐに慣れたということだった。

2.ディベートをするために上智大学へ
 苫米地先生はディベートをするために上智大学へいくことを決めたそうだ。上智に決めたのは、日本でディベートが一番だったからと理由である。苫米地先生は目標とするときにNo.1を目指すといっている。
 当時の日本はディベートというのはスピーチコンテストのようなものであり、苫米地先生が米国流のディベートを持ち込んだという。
 そのときに、あの上祐氏にもディベートを指導したこともあるという。

3.就職へ三菱地所へ
 就職はコネで三菱地所に入ったという。そして、1年目は会計の仕事をまかされたという。その後、同時通訳の仕事もしていたためVIPの同時通訳をするために海外へもいったという。そして、日本はバブルだったためにあのロックフェラーセンターの買収にも関わった。

4.イエール大学からカーネギーメロン大学へ
 フルブライト奨学生制度で、人口知能の研究のためイエール大学へ入学するも尊敬していた教授がサバティカルでパリへいってしまったので、論文テーマが決まらず困ったいたという。
 そこで、カーネギーメロン大学へ編入したが、カーネギーの方が予算が桁違いに多く、ハードウェアなど欲しいものがすぐに手に入ったようである。カーネギーメロンはコンピュータ科学では全米一の大学なのだ。

5.徳島大学助教授とジャストシステムへ
 徳島大学助教授の仕事をしながら、ジャストシステムに入社した。ジャストシステムでは存分に研究費が与えられ思うような研究ができたという。漢字変換システムのATOKや、Macに使用されていることえりの開発にも関わったという。ちょうどこの頃から、オウム事件にかかわるようになっていった。

6.オウムは国際的な洗脳実験施設なのか?
 苫米地先生いわく、オウムは国際的な洗脳実験施設だという。
 昔、CIAはカナダの病院を借り切って病院全体を洗脳実験の場所にしていたという。その日本版がオウムなのだと。その中には海外のスパイもいたという。
 オウムに捜査が入る前に、海外のヘリコプターが上九一色村から飛び立って、データを盗んでいったという。
 国松元長官の狙撃事件で逮捕されたK巡査部長は、実はもと公安でオウムに潜入捜査のためにオウムに入信したのだとか。それが、ミイラ取りがミイラに・・・。

7.学校設立と戦争、差別のない世界へ
 そんなドクター苫米地は、今度学校設立と差別、戦争のない世界を目指すという。将来のことを考えると、教育は重要である。そして、資本主義はもう世界に必要ないという。この世はどのような世界になっていくのであろうか?

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4 苫米地氏の背景がよくわかる。
3 著者の経歴に辟易(へきえき)する読者、一方著者の思考から学び取る読者
3 いわく云い難い一作
5 今までの苫米地本で一番面白かった