本日のNHKスペシャルは、「ディジタルネイティブ~次代を変える若者たち~」というタイトルで、インターネットが子供のときに既に普及していた若者たちの感覚や行動を追うというスペシャルでした。
1.13歳でインターネットを駆使して全米で起業した少年
化学変化をカードゲームで楽しく学習できるゲームを作り出した少年。
若干13歳の少年である。
1年かけてゲームの要素を練り、カードのデザイン、説明書の編集をすべてネットから専門家を見つけ出し仕事を発注。
まさか、仕事を請けた側も13歳の少年だとは思っていなかったらしい。
そして、カードの販売をYouTubeなどの動画を使って宣伝する。
すべてがネットで仕事を完結させてしまう。この感覚はわたしにはないものだと思い知らされた。
彼らは、権威や人物の属性などは関係ないという。どのような能力があって、どのようなことができるのか、どんな内容を話すことができるのか。
ネットの世界ではそれが重要なことなのだという。
2.権威や社会的地位は関係ない
権威や社会的地位などその人の属性が通用しない世代。
今、企業はディジタルネイティブをどのように活用するのかということを真剣に考えているらしい。
ここでは、ネットベンチャーの「はてな」が事例として紹介されているが、はてな自体は昔から紹介されている企業で、企業としておもしろい会議方法、情報の共有方法をしている。
詳しく知りたい方は、「へんな会社のつくり方」という本が参考になるでしょう。でも、この本も2年前の本なので、今のはてなも変化していると思います。
はてなは、ウェブ進化論の梅田望夫さんも非常勤取締役となっている。
確かに「はてな」はデジタルネイティブの感覚をうまく活かした会社だと思う。社員の年齢も20代と若く、そうゆう感覚がもともと備わって会社で働いているわけだから、いい意味で居心地もいいだろうと思う。
3.発展途上国のディジタルネイティブ
アフリカなどの発展途上国でもネットは発展していきている。今回は、SNSなどを利用してエイズ撲滅運動を展開する若者が紹介されていた。
これはリアル世界にも発展しており、200カ国以上の若者を動かすものであった。
現在は、NPO法人や社会企業家などを目指す若者が増えているという。その背景にはこうしたネットが持つコミニティを自在に使いこなす世代が動いているということだろう。
4.今回見て感じたこととして
NLPには「五感から感じた情報で、自分の世界をつくる」ということが言われている。
ブロードバンド化が進み、動画、音声などの五感で相手とコミュニケーションを取るツールが整ったことが一番の大きな要因であろう。
デジタルネイティブには、その感覚がすでに備わっている。
権威や社会的地位などその人の属性が通用しないというのは、メリットも大きいがデメリットもある。
わたしも、権威や地位などで人を判断するバイアスがない方がよいと感じる。そして、リアルな感覚からも得る情報は多いと思うので、その感覚が低下してしまわないかと危惧してしまうことがある。
もうひとつは、コミニティを作りやすい環境がネットに生まれてきたことである。
Web2.0と言われた時代にSNSなどのコミニティ活用がいろいろと叫ばれた。
ここに来てやっとその利用が促進されたきたと思う。それを動かしたのは個人であり、企業ではなかった。
逆にこうした個人の動きを、企業が取り込もうという活動が目立つようになってきた。
やはり、個人の活動が大きく社会に影響を及ぼす時代になったのだと思う。
わたしも、若いデジタルネイティブに見習うことはたくさんあると感じるのであった。

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)
posted with amazlet at 08.11.10
近藤 淳也
翔泳社
売り上げランキング: 71430
おすすめ度の平均: 
はてなとカルトとの繋がりが問題となっています。
シリコンバレーにいらしゃるKさんへの手紙・・・
ものづくりの会社
はてなの本質を垣間見る
隠せないなら隠さない
Amazon.co.jp で詳細を見る