そこのあーた、ねぇねぇ、もっとゆる~くいかない?ビバ、リラックス!!

鈴木先生 武富健治

今年はおみくじで大吉をひきました。そして、今年の目標もたてました。
しかし、それからというもの・・・お腹の中にウィルスが進入して、腹痛と熱でうなされました。
きっと、これは調子に乗るなという戒めだと思いました。

あと、ダイエットしろということで「食べられないように」腹痛になったんだと思います(~o~)

久しぶりにマンガの書評です。本当はマンガ好きです。(他にもマンガ読んでますけど)
このマンガがすごい2008」にも選ばれている鈴木先生です。

世間ではクールジャパンで日本のマンガは世界で読まれています。でも、本場日本のマンガはとうとう哲学を扱うマンガを商業誌で刊行するまでになってしまいました。

一見、「鈴木先生」というタイトルはほのぼの学園マンガにみえますが、とんでもないです。これぞ、開けてびっくりのマンガだと思います。これは鈴木先生を中心とした中学生の学園マンガであることは変わりありません。ところが、扱っているテーマは、愛とは?葛藤とは?性とは?人間の欲とは?・・・。テーマがめちゃめちゃ重い、そして深い。さもするとギャグでやっているのかと思われるマンガですが、読み進めるとそのワールドにどっぷりつかっていく感覚があります。

そこで、少しだけ鈴木先生の名言を紹介しましょう。

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人間は様々な「体験」を通して肉体的だけでなく精神的にも成長していく・・・
これは食べ物によって肉体が成長していくのととてもよく似ている・・・
というかまったく同じなんだ

人間が口に入れた食べものの量・・・
それが「体験」だ
しかし人間の体は口に入れただけ全部の栄養を摂取できる作りには残念ながらなっていない!

体調や食べ合わせ・・・あるいは食べ物の種類や調理法など様々な理由で体内に吸収し身につける率は大きく変わってくる!

人間にとって重要なのはもちろん・・・食べた量ではなく・・・摂取できた量だな?

この摂取できた栄養の量・・・それが「経験」だ!

栄養のあるものをいくら腹に詰め込んでも身につかなくては何の意味もない!栄養のない食べ物もあれば・・・体に悪い食べものもある。

そして・・・食べものが・・・生きもののかけがえのない命であり・・・お百姓さんや様々な人の手によって運ばれる大切な糧であるのと同じように・・・体験もまた目に見えにくい様々な犠牲によって支えられている貴重な糧だ。

世界に感謝して大切にいただき・・・決して粗末に食い散らかしてはならん!じっくりとそしゃくしてしっかりと摂取する!それが体験を喰らう者のつとめだ!

「体験」を分母に・・・「経験」を分子にして・・・出た答えの数値を仮に「経験率」と呼ぶことにしよう・・・
(経験/体験=経験率)

そしてこの「経験率」の高さを・・・自分や他人の生き様をはかるひとつの目安にするといい・・・

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やはり、1巻から読むのがいいと思いますが、この第4巻は今までの中でもっとも刺激的だったと思います。

これは新幹線の中で読んでいるときは、思わず本を一度閉じて、我に返ってしまいました。このままいったら、この本の世界につかってしまい、自分に戻ってこれなくなりそうだったからです。それぐらいトランスに入っていたのでしょう。それ以前に、新幹線でマンガを読むのは恥ずかしい年になりました。(笑)

鈴木先生 4 (4) (アクションコミックス)
武富 健治
双葉社 (2008/01/12)
おすすめ度の平均: 5.0

5 途中、セリフの文字の多さにメゲないで下さい。そういう演出なんです

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