そこのあーた、ねぇねぇ、もっとゆる~くいかない?ビバ、リラックス!!

脳を活かす勉強法 茂木健一郎

  最近よくテレビでおみかけする茂木健一郎さんの本です。(私はプロフェッショナルぐらいしか見ていませんが)どちらかというと自分の勉強法の体験を活かして書かれている本です。脳の仕組みはおまけ程度に書いてあります。
受験勉強に活用しようというよりは、学問に興味をもって社会人になっても勉強していこうよというスタイルの本です。だから、ドラゴン桜のように受験のテクニックがのっている本ではありません。むしろ社会人こそ読んでおけという本です。

この本で茂木さんは、3つの勉強方法を提唱しています。

1.「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する。
2.「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。
3.「集中力」を徹底的に身につける。

1.「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する。

脳は喜びを得ると、またそれを再現したくなるわけです。脳の強化学習サイクルが回りだすと自発的に学習に取り組むようになります。「ドーパミン」による「強化学習」のサイクルは以下のようになっています。

ある行動をとる → うまくいく → ほめられる、達成感を得るなど → ドーパミンどばどば →ある行動と快感が結びつく → 再び同じ行動をとりたくなる → 最初に戻る。

2.「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。

脳に負荷をかけることはとても重要です。そこで、勉強するときも時間のタイムプレッシャーをかけます。これは自分自身で時間の制限をかけて、その制限を楽しむことが重要だそうです。これは他人に設定されたプレッシャーでなく、自発的にかけることで効果が生まれます。

3.「集中力」を徹底的に身につける。

茂木さんはここぞというときに「鶴の恩返し勉強法」をやってきたといっています。

集中力は何から生まれるのかというと、

1.速さ 2.分量 3.没入感

の3つだといっています。

つまり、鶴の恩返しの鶴のように部屋に篭り、速さ、分量、没入感をひたすら追及して勉強していくのです。

特に3つめの没入感ですが、東京藝術大学大学院教授の佐藤雅彦先生は、「ステュディオス」と表現しているようです。「ステュディオス」とは、生き生きと熱中している幸せな状態のことをさしています。

そして、「細切れ勉強法」も紹介しています。現在に生きる人は忙しくなり、細切れにしか時間が取れない。それなら細切れでもいいからやってみようという方法です。

それには、
1.思いたったらすぐやってみる。
2.1分や2分という時間でも集中してやってみる

することがよいといっています。

わたしも、トイレで雑誌読んだり、お風呂で本を読んだりしています。ちなみにお風呂で本を読むと、本の間にはさんである「しおり」を風呂に落としてしまい、なんども「しおり」をお風呂に入れてしまいました。^^

最後に、日本人は和を大切にする文化ですが、これが時に「平均値に引きずり降ろす」という圧力になったりします。これを「ピアプレッシャー」といいます。茂木さん自身も若いときには「ピアプレッシャー」に悩んだといいます。日本でも「人とは違ってドーパミンが出て尖っている人」を許容するコミニティが形成されることがもっとあってもいいのではないかと思います。

脳を活かす勉強法
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1 ドーパミン
5 いいと思うけどなぁ
1 マスコミ御用達学者のやっつけ仕事

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