そこのあーた、ねぇねぇ、もっとゆる~くいかない?ビバ、リラックス!!

「人たらし」のブラック心理術 内藤誼人

 ブラックシリーズの内藤先生の本。恥ずかしながら内藤先生の本は読んだことがなかった。この度、文庫化されたということなので駅前の本屋で買って読んでみました。

1.人に好かれる・信頼されるコツ
 ロンドン・ビジネス・スクールで組織論を教えるC・ハンディ教授によると「とにかくいろいろなサービスを、何度でも繰り返してあげること」だそうである。

2.人間関係では細かいことにこそ気をつける
 相手とケンカをしてしまったという重要な問題については、実際のところ悩む必要はない。このような問題は誰でも気をつけるからだ。
それよりも、「挨拶をしない」「返事をしない」といった些細なことの方が人間関係に深く影響する。でも、実際にそれを気にする人は多くはない。

3.空腹感は人間関係をダメにする
 怒りっぽい人と話をするときは、何か食べさせてからの方がいい。できればいっしょに食事を取るといい。説得学では「ランチョン・テクニック」といっている。食事をきちんと取っている人は、心に余裕が出てくるものである。

4.顔がいいほうが、絶対にトク
 心理学のデータをみると、顔の魅力的な人ほど、好ましい印象を与えることないということは、ほとんど間違いないそうだ。
 ハンサムや美人はそれだけで、知的や性格がよさそうにみえる。では、平凡な人はどうすればいいのか。実は、今よりずっと魅力的に見せるためには「笑顔」を作ればいいのである。

5.自然なアイコンタクト
 相手と視線を交わせば交わすほど、お互いの親近感は高まる。これを「アイコンタクトの原理」という。しかし、日本人は相手の目をみるのが苦手である。そこで、相手のまばたきの回数を数えるようにしてみると、自然にアイコンタクトできるのである。

6.甘党ほど人間関係でケンカが絶えない
 カリフォルニア州のサンタ・バーバラにある結婚問題研究所のマリー・J・ハンガーフォード博士は言う。「甘党は、男女の関係を破壊する物質としかいえません。結婚生活が破たんする原因の50%~75%は、甘味の取り過ぎだといえます」
 つまり、甘いものをしょっちゅう食べる人は短気で怒りっぽいということだそうだ。人間は欲求不満や緊張を感じると、アドレナリンが分泌する。そうすると血液の糖分をエネルギーとして消費してしまうので糖分が欲しくなるのだ。
 やはり、怒りっぽい人ほど人間関係もうまくいかない。

7.あいまいな言葉で相手を誘導する
 ビジネスでは「いい線だね」という言葉はいろいろな場面で使える。部下からの報告書を読んだときも「いい線だね」といえば、かなり肯定的に相手に伝えることができる。だからといって、これで完璧と言ってるわけでないので、相手はどこがいけなかったのを自分で考え始めるのである。
 これは「とどめの一撃戦術」と呼んでいる。最後の最後になって「いい線だね」というセリフをいうと、相手は限界まで努力してくれるというものだ。

8.壊れたレコード作戦
 壊れたレコード作戦とは、同じセリフを何度も何度も繰り返すという作戦である。例えばお客様から値引きせまられている場合。

「すいません、値引きはできないんです。
「何度も申し上げているとおり、値引きはできないんですよ」
「とにかく、値引きはできないんですね」

 説得というと、つい理由や理屈を並べてしまいがちであるが、理屈などなくても、人を説得することはできる。人間は、情報が欠けていてもそれを勝手に推測してくれるので、逆に説得効果が高くなる場合がある。

これ以外にもいろいろなテクニックが書いてあるおもしろい本だ。気軽に読めておもしろい!

人たらしのブラック心理術 (だいわ文庫 B 113-1)
内藤 誼人
大和書房
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