そこのあーた、ねぇねぇ、もっとゆる~くいかない?ビバ、リラックス!!

借りぐらしのアリエッティ 感想(ネタバレあり)

 「借りぐらし」という言葉はあまり聞いたことがないと思います。借りぐらしというのは、小人が人間からいろいろ借りて生活するということなんです。

 Webのメッセージをみると、なぜ今この企画なのかということを宮崎駿さんが語ってくれています。

http://www.karigurashi.jp/film_message.html

この不況だから消費する時代は終わった。だから、借りて生活するというのがこの時代には合っているのではないかということだ。

そんな意味があったんですね。わたし、見ててそこまでは気づいていませんでした。^^
でも「借りぐらし」ってなんとなく響きがいいですよね。

あらすじ
 アイエッティは郊外の一軒家の軒下にパパとママと暮らしている小人である。そこに翔と呼ばれる12歳で心臓が悪い子供が病気療養にやってきた。
 アイエッティは翔に姿を見られてしまうが、なんとなく信頼できそうな人間でもある。しかし、小人は人間に見られたことで違う家に引越をしなければならなくなった。

この映画を見て感じたことは、自分の価値観で相手を判断してはいけないということです。

小人には小人の世界があり、そこには小人の価値観があるのです。

翔は勝手に小人の家を壊して、ハウスドールの台所をあげようとするし。(本人は悪気はなかった)
そもそも小人というだけで人間と同じ言葉もしゃべるのに、ハルさん(お手伝いのおばさん)はネズミか虫の扱いのように接しています。

わたしたちは自分たちの知らない世界、異種なもの異文化、ライフスタイルの違いなど、初めて接したときに自分たちの価値観で判断して推し量ろうとしていしまいます。(観念のメガネがあると言いますが)
それが、相手にとって大迷惑であるかもしれないのに。

代表的な例でいえば、アメリカのイラク侵攻などでしょうか。
異なる宗教、異なる文化の土地で勝手に民主主義を押しつけたように感じます。本当にアメリカ的な民主主義でいいのでしょうか。今でもイラクが平和になったという話は聞きません。

私たちが知らずにかけている「観念のメガネ」を、まず取り払うことから始めてみたいと思わせる映画です。

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