そこのあーた、ねぇねぇ、もっとゆる~くいかない?ビバ、リラックス!!

ひとりでは生きられないのも芸のうち 内田樹

あいかわらず内田先生の本はおもしろい!

視点は難しいのだが、切り口がおもしろいしわかりやすいので好きだ。

ブログからのコンピレーションですが、ブログ読むより本を読んだ方がやっぱりいいですね。

いろいろなテーマについて書かれていますが、共同体について書かれていることが多いです。

リバタリアニズムからコミュニタリアニズムということになるのでしょうかね。

リバタリアニズムって以外にも日本に蔓延っていたんだと思い知らされます。アメリカ的な資本主義を受け入れて、共同体が解体されるとリバタリアニズムは自然と蔓延っていくのでしょうか。

自分は違うと思っても、知らない間に自分がリバタリアニズムに犯されていることってあるんだと考えさせられました。

個人的には、「無人島ルール」を知っていますか?が好きです。

「スイスのロビンソン」という児童文学の話が紹介されています。

スイス人の一家が無人島に漂着して、ロビンソンクルーソーのような暮らしを始める

漂着したあと、海岸で魚介類を集めてブイヤベースを作るという話がある。

スープができたが、皿もスプーンも人数分ない。子供のひとりがおおぶりの貝殻をとりだして、それでずるずるスープを啜り始めた。

それを見た父親が子供に問いかける。
「お前は大ぶりの貝殻を使うとスープが効率よく食べられるということに気づいたのだね?」

子供は誇らしげに「そうです」と答える。

すると父親は厳しい顔をしてこう言う。
「では、なぜお前は貝殻を家族の人数分拾い集めようとせずに、自分の分だけ拾ってきたのだ。お前にスープを食べる資格はない」

内田先生は九歳のときに、この話を読んでがーんときたらしいですが、自分は今頃がーーんときてしまいました。

遅いけど、今知って良かった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

おすすめ